■レトロゲーム追憶記!!!! 1987年 セタ AC「スーパーリアル麻雀 PII」

レトロゲーム追憶記

今は、もう過去のものとなっておりますが「脱衣麻雀」いうモノが、昔のゲーセンには、必ず置いてありました。

これは予想なのですが、長距離ドライバーの息抜きに需要があったではないでしょうか。

ドライバーは、ほぼ男性だった時代。

単なる麻雀を遊ぶだけでは、面白くない。

幅広い年代に、麻雀を遊んでみたいと思わせるには・・・。

メーカーは試行錯誤したんでしょうね。

その答えが「女性の脱衣」。

今の世の中なら、通じない答えですよね。

「脱衣麻雀」が置いてあるコーナーは独特の雰囲気を持っており、なかなか遊ぶことはなかったのですが、この「スーパーリアル麻雀 PII」は、突き抜けていました。

登場するキャラクターのクオリティが、他と差別化されていました。

キャラクターの名前は「ショウ子」

変な色気を醸し出さず、普通のアニメに近い滑らかな動きだったんですよね。

当時、中学生でしたが目が釘付けになりました。

あまり麻雀を遊んだことがなくて断念しましたがっw

デモシーンだけで、充分に魅力は伝わってきました!

このゲームを遊びたくて、麻雀を学んだひとも多かったんじゃないかな。

それを裏付けするように「ゲーメスト」に、しょう子の脱衣シーンを掲載したら飛躍的に売れたんだとか。

このあとのPIIIは知っていますが、PIV以降は、まったく知りませぬ。

これは、家庭用では発売されているのかな?

アプリだったら、遊んでもいいかもw

「スーパーリアル麻雀PII」(AC)のプレイ映像

「スーパーリアル麻雀」シリーズについて

(編集部追記)

 『スーパーリアル麻雀』シリーズは、セタが開発したいわゆる”脱衣麻雀”ゲームの人気シリーズ。シリーズ1作目の『PI』では、麻雀の牌の質感や手の動きなどにこだわった作品だったが、あまり売れず、『PII』では脱衣シーンのアニメーションにこだわった作りとなったことが功を奏し、人気を博した。ゲームおやじさんが書かれている通り、この『PII』のショウ子の脱衣シーンをカラーで掲載した「ゲーメスト」が人気となり、バックナンバーまで完売し、話題となった。

 以後、『PIII』『PVI』までナンバリングタイトルとして発売され、7作目では表記が『P7』となった。『P7』のあとにリリースされた『スーパーリアル麻雀VS』は、『V』~『7』のヒロインが登場する作品で、その後モバイルシリーズが発売されたあと、『P8』が発売されている。

 また、PCエンジンやスーパーファミコン、セガサターンなど、多数の家庭用のゲーム機やパソコン用ゲームとしても移植されており、家庭用ゲームやPCでも人気、定番となった作品で、いわゆる脱衣麻雀ゲームの中でももっとも有名な作品と言ってもいいだろう。

 さらに、近年では、Nintendo Switchでも『PV』『PVI』『P7』が発売され(いずれも発売元はマイティークラフト)、 その後シティコネクションから『スーパーリアル麻雀 LOVE♥2〜7!(らぶに〜な)』が発売された。『LOVE♥2~7!(らぶに~な)』は、『グラフィティ』(セタがサターンで発売した『PII』『PIII』『PIV』を収録した作品)『PV』『PVI』『P7』を収録した作品となっている。

(※家庭用ゲームでは、完全な移植作品ではなく、アレンジがされていて、別タイトルになっているものも多数発売されている)

『スーパーリアル麻雀LOVE♥2~7!(らぶに~な)』(Nintendo Switch)の映像

 じつは、この『LOVE♥2~7(らぶに~な)!』は、Windows 10版『スーパーリアル麻雀 LOVE♥2〜7! for PC』 が発売されていて、こちらは家庭用ゲームに施されている白い光の処理がないバージョンとなっている、とのこと。ファンならこっちを買った方が楽しそう、ですね…。

『スーパーリアル麻雀LOVE♥2~7!(らぶに~な) for PC 』(Windows10)の映像

 …ということで、いかがだったでしょうか? ゲームおやじさん!