【ハナペンマンのゲーム日記】その31 『テクテクライフ』で衝撃の事件が発生!!　して思ったこと＆稲城市に突入!!　

2020-10-262020-12-21テクテクライフ,ハナペンマンのゲーム日記

　NEWSとして掲載しましたが、先日東京ビッグサイトで開催された「コンテンツ東京」というイベントに行ったところ、自分はずっと東京ビッグサイトにいたのに、なんと…お台場周辺から都内に移動していて、銀座、皇居、赤坂から中野のあたりまで、移動していて、しかも画面を見ている間に、巣鴨や日吉にもワープしたんです。

・【NEWS】東京ビッグサイトで開催されている「コンテンツ東京」というイベントに行ってみたら…『テクテクライフ』がすごいことに!!【予期せぬ裏ワザか!?

　これって、ただ、GPSの位置情報が混乱した、ということなんだろう、と思います。が、本来であれば、データがおかしくなっていたり、挙動が変になったりする、というのは、ゲームにおいては、よろしくないことです。

　が、この『テクテクライフ』においては、むしろ大ラッキー！！　っていうのがゲームデザインの中に含まれているわけですよね。そこがステキです。通常であれば、よくないことがこのゲームにおいては、とてもよいことに置き換えられている、ということが、ゲームデザインとしてとても優れたところ、だと思うわけです。

　このGPSの精度が状況によっては変化してしまうことや、地下に潜った際の揺らぎなどが、ゲームとしてのよいエッセンスになっているとも思います。

　また、そういうラッキーもあるからこそ、アンラッキーを受け入れられる仕様とも言えるんじゃないか、と思えます。

　これは、地図の仕様にも通じていますよね。現実の地図に基づいているので、しょうがない、という納得性。GPSも現実の世界に、ゲーム外に存在していれることだから、しょうがないよ、ということ。ゲームシステムをいくらかっちり作ったとしても、現実やゲーム外の状況がゲームを予想できないものに、想定外のものにしてくれる、という仕様なわけです。そんな「リアル」のゲームへの持ち込み方が、自分はとても好きだと感じています。

　それから、個人的に思うのは、「ハッピーボタン」の存在が、ある意味では、格ゲーの「必殺技」というか、シューティングの「ボム」のような、使いどころをしっかり考えて、ここぞで使う、いい感じの「攻撃」的なギミックになっていると思います。

　じつは、今日は東京の府中市の多摩川沿いにある、「郷土の森グラウンド」に少年野球の試合に行ったので、ここぞ！　とばかりに「ハッピーボタン」を押してみたんです。多摩川を渡って、「稲城市」が塗れないかな？　と思って。

　でも、残念ながら、届かなかった！！　んですが、たまたま今回その周辺を塗ったことで、多摩川に面した、府中市の中でも広いエリアの「是政」が、80％に到達したらしく、いろんなところが光りました。

なので、「是政」の残りの街区を塗って、100％にしました。

「是政」は、北条氏に仕えていた井田是政という戦国武将の名前が由来になっているエリア。東京競馬場の第3コーナーのあたりに井田是政のお墓があるそうです。が、この「是政」エリアは自宅からも近いエリアなんですが、多摩川の河原が含まれているので、けっこう広いし、街区もデカいので、やや敬遠していました…。

　が、今回当初の目論見とは違いますが、「ハッピーボタン」を使ったおかげで、塗り残しが20%以下になり、となりぬりであっさり「稲城市」に入れたんですよね。なので結果的に「よし！」ってなりました！！（※よく考えたら、「是政」多摩川をまたいだ場所にも街区があったこと、「はなれぬり」が発動したこと、等のおかげかもしれないですね…）

　こういうところが、なんだか、とてもよくて、ゲームの中には本来組み込まれていないことなのに、プレイヤーが地図の上に自分なりのドラマやシナリオを想像して作ってしまう、っていう…。そうなってくると、それぞれの地域や、それぞれの街区が、個性豊かなキャラクターのように感じられきます。

　そんなところも、自分はこの『テクテクライフ』が魅力的な理由だなあ、と思います。