【新型コロナウイルスに感染しました】その2 保健所からの連絡と濃厚接触者の現実

2021-05-18新型コロナになってわかったこと,新型コロナウイルス関連

 新型コロナウイルスに感染した頃奈一郎です(ほかにペンネームが思いつかなかった!w)。

 前回(その1)は「のどがイガイガするな」から始まって、37度台の発熱が3日続いて「あれおかしいな?」というのが発端だった、という話でした。

 3日微熱が続いたあと、病院に行き、PCR検査を受け、その2日後に病院から連絡があるということでした。ちなみに、その後の2日間は、微熱が続くというよりは、下がった時間が長くなり、37度台前半または36度台後半の時もあるかなっていう程度に収まってきていました。3日も4日も頻繁に熱を測っていると「あ、今は熱が下がってるな」と自分でもなんとなくわかるようになりました。が、家から極力出ないようにしていました。

家族は誰も発症していないが、濃厚接触者と認定されてしまう…

 また、”家族にも移せない”ので(家族は誰も発症していませんでした)、自宅でも、ほとんど自分の部屋に閉じこもっていました(まあ、普段からそんな感じなんですけどねw)。トイレは極力どこにも触らないように、手袋をしたり、タオルでドアノブを握ったり、レバーや便座などをこまめに消毒したりもしました。家族に移すくらいなら、ほぼ自分の部屋にいるので、2、3日は風呂にも入らなくていいや、くらいに思っていました。

 そして、2日後の午前中だったかな。病院から電話がかかってきました。「陽性でした」ということ、それから「このあと保健所から連絡があるので、指示に従ってください」ということでした。

 その2、3時間後には保健所から連絡があり、いろいろな話があり、やりとりをしました。

 まずは、自分の状態について。すでに書いたことですが、症状を説明しました。また、自分は軽症だが、症状があるので、ホテルで隔離された状態で、経過観察を行う必要があるとのことで、東京都が用意したホテルに入ってもらうことになること(追って連絡がある)、その際に持っていく物(タオルや着替えなど)の説明や、ホテルに入ると誰にも会えないことなどの話がありました。

 それから、濃厚接触者についての質問がいろいろとありました。(記憶がすでに曖昧なのですが、1度ではなく、最初の電話のあと、別途電話があった気がします)

 「家族の状態はどうか?」「熱が出る数日前までに誰とどこで会ったか?」「その後どこに出かけたか?」 など。それによって、自分と接触があった人たちで濃厚接触者に当たる人を特定し、その人たちには「2週間の外出等を自粛してもらう」という説明だったと思います。

 家族以外で発症の数日前から保健所からの電話があった日までの間に、何人か会った人たちがいました。その人たちには全員に、保健所からの指示等を伝えました。(濃厚接触者ではない、と言われた人たちも含め、全員に連絡はしました)

 また、家族に関しては、自分は夜遅くまでオフィスで仕事をして自宅に帰ってくることが多いので、たまたま直前も重めの仕事を抱えており、ちょうどここ1週間かそれ以上、家族と一緒に食事をしていませんでした。ほとんど会話もしていないし、会っていなかったんです。だから、保健所の方にも「濃厚接触者じゃないと思う」という話もしましたが、トイレや風呂を共用している場合は、残念ながら、「濃厚接触者」と認定されてしまうようです。

 また、いつ濃厚接触をしたか、という点についても家族はなかなか複雑で…

家族が濃厚接触をしていないとみなされるための条件

  • 家の中でも別々の部屋で生活し、マスクをする
  • 食事も別の部屋でする(食器も共有しない)
  • お風呂は感染者である自分が最後に入って、きちんと洗う
  • タオル類なども共有しない
  • トイレは自分が触れたところはすべて70%以上の濃度のアルコールで消毒する

 ということができていないと、「濃厚接触をし続けている」ことになってしまうようです。

なので、それができた時から起算して、2週間自宅待機をし続けないといけない、ということでした。

 あとから詳しく書きますが、自分は発熱(発症)してから10日経って、最後の3日間が一定の基準以下(体温が37.5度以下、など)だったら、感染リスクがなくなったことになり、普通の生活に戻ってよい、とのことでした。

 我が家には、自分以外に妻と子供たち2人がいるのですが、自分はともかく、妻、子供たちの家族は、2週間家から出られない、ということで、なんと感染した自分よりも行動が制限されてしまうということになります。しかも自分が保健所から連絡をもらって、上記のような、自分が家族に移さない体制が整ってから、2週間なので、発症した自分自身よりはるかに厳しく隔離されないといけない、ということなんです。

 しかも、家族は全員発症してないので、いたって健康なのに家から出られない。子供たちは2週間学校にも行けない。妻も仕事にも行けない。という、やるせない状況です。

 そんな事態を引き起こした原因は自分が感染したことなので、自分の肩身の狭さは、自分の人生史上、最大級の狭さでした。肩身が狭いというか、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。また、家族ひとりひとりに「自分のせいで学校(仕事)に行けなくなってごめん、本当に申し訳ない」と謝りました。

(※と言っても、自宅で隔離されることに法的な強制力はなく、あくまでも「お願い」だとも言われました。つまり、子供たちは義務教育を受ける権利があるので、「感染していない」と言って、学校に行ってもよいわけです。国民の権利として。この問題については、後日またもう少し詳しく書きたいと思いますが、保健所は感染症を予防するために、そう言うのは当然ですが、保健所の指示に強制力があるわけではない、ということはちゃんと認識しておかないといけない、とも思いました。自分は。)

続く