『テクテクテクテク』惜しまれながらサービス終了

2019-06-182020-07-09NEWS,ゲームアプリ

　ドワンゴがリリースした、GPSを使ったスマートフォン用ゲームアプリ『テクテクテクテク』は、6月17日（月）午前11時59分をもって、以前より告知されていた通り、サービス終了を迎えた。

『テクテクテクテク』は、GPSを使って、実際の町や村などを移動し、地図を塗りつぶしていくというゲームで、開発したのは、チュンソフトで長年に渡り数々の名作ゲームを世に送り出してきた、中村光一氏と麻野一哉氏。二人が久しぶりにタッグを組んで作ったというだけあって、その面白さは、画期的なものだった。

　が、残念ながら、売上が想定を大幅に下回り、”一生歩けるRPG”というキャッチフレーズに反して、サービス開始から約半年で終了することになってしまった（半年しか歩けなかった！）。

　とはいえ、この”地図を塗る”ことにハマる人は大勢いて（筆者もその一人だ）、この地道な作業がリアルな生活の中にしっかりと溶け込み、ただチクチクと続けていきたい！　と望んでいる人たちも、けっこういるのでは？　とも思われる。ファミ通で長年コラムを連載をしている伊集院光さんもその人だ。

　そして、そういったファンの要望を汲んで、のことかもしれないが、開発スタッフは後継サービスを視野に入れているとのことで、なんと！！　サービス終了に際しての告知ページに

「『テクテクテクテク』後継作品へのデータ引き継ぎについて」

という項目があるではないか！！　そしてそこには…

「プロデューサー中村のコメントにもあった通り、『テクテクテクテク』開発チームでは、後継作品のリリースを目指しております。後継作品では、お客様の本作のデータの一部の引き継ぎ、もしくはプレイ進度に応じた報酬の付与などを検討しております。
引き継ぎをご希望の方は下部ボタンよりご確認ください。」

というテキストが書かれており、その下部ボタンを押すと…

「『テクテクテクテク』後継作品へのデータ引き継ぎについて」

という見出しが再び登場し、

「引き継ぎの際には、以下のプレイヤーIDが必要にとなりますので、スクリーンショット等で本画面を保管いただくようお願いいたします」

と書かれてあるのだ。

ただし、