【NEWS】”一生歩けるRPG”、伝説のGPSゲーム『テクテクテクテク』が『テクテクライフ』となって復活!! 年内にリリース予定!! 7月15日からクローズドβテストも!!

2020-10-05NEWS,ゲームアプリ,ゲームレジェンド,ゲーム会社

 一昨年の年末にリリースされ、「地図を塗ることが楽しい」と評判を呼び、熱狂的なファンをも獲得しながらも、半年後にはサービス終了を迎えることとなった、GPSを使った、いわゆる”位置ゲー”アプリ『テクテクテクテク』が、『テクテクライフ』と名称を変えて復活することが発表されました!!

 パチパチパチパチ~!!

 発表は、『テクテクテクテク』と『テクテクライフ』の生みの親である、ゲームクリエイターの麻野一哉氏が自身のツイッターで7月1日に公表したもの。

麻野一哉氏ツイッター

 その直後には、ゲームメディアもこぞって報道を行いました。最も早かったのはファミ通.comで、7月1日にお昼の段階で、すぐに第一報を流しています。

・『テクテクテクテク』の後継作品『テクテクライフ』が発表! 7月15日よりクローズドβテストを開始(ファミ通.com)
https://www.famitsu.com/news/202007/01201318.html

 麻野氏のツイートにもあるように、7月15日からクローズドβテストを開始することも発表されたので、じつはクローズドβテストへの参加申し込みも同時に始まっています!! というわけで、まだの人は今のうちに申し込んでおくといいと思います(申し込み期間は 7月12日23:59まで)。

 また、2020年の年内にリリースする予定、とのこと。

https://twitter.com/teku_4/status/1278161406811009024

 じつは、『テクテクテクテク』の開発者でもあった麻野一哉氏は、すでに6月17日(『テクテクテクテク』サービス終了からちょうど1年後)に自身のツイッターで、以下のようなツイートを行っており、『テクテクテクテク』の後継作品に動きがあること(中身が変わっていること、タイトルが少し変わること、など)を匂わせていました。

 この麻野一哉氏のツイートにも複数のゲームメディアが反応し、後継作品の動きがありそうだ、と報じていました。このツイートには、短期間に6000以上の「いいね」が付くなど、『テクテク』シリーズへの期待感が相変わらず根強いことを如実に示していました。

 さて。そんな経緯で今回発表となった『テクテクライフ』ですが、『テクテクライフ』公式サイトには、ゲームデザイナー麻野一哉氏による「ごあいさつ」が掲載されていて、今回『テクテクライフ』が何を目指して、どのようなゲームになるのか? について、大きなヒント(というか核心部分?)が語られています。

「テクテクライフ」ゲームデザイナー麻野一哉からのごあいさつ(テクテクライフ公式サイト)
https://www.tekutekulife.com/greeting

 ということで、”地図を塗る”ことが楽しい、そして”実際の場所を訪れる”ことが楽しい(その一方で、家にいながら塗ることもできる)というゲームになりそう。

 地図を塗る楽しさに特化し、RPGとしての世界観やモンスターとのバトルなどの要素はそぎ落とした、ということ。

 それから、サービス終了から約1年しか経っていない中で『テクテクライフ』の発表、そしてクローズドβテストの募集、という流れになったことについては、『テクテクテクテク』ファンからも「思ったより早い!」という反応も多いように見受けられますね。

 その一方で、こういう意見も…。

 まあ、そういう意見もね…。わからなくはないというか、ごにょごにょ…。小さな街区問題というのは、米粒みたいに小さな街区が地図上には存在している、という問題です。これはこれで見つけた時の達成感は半端なかったのですが、ストレスであったことも事実です。本当に小さい街区はなくした、ということだそうです。

 さて。それでは、おそらく旧作『テクテクテクテク』ユーザーが一番気になる点、データの引き継ぎについて、お伝えしましょう。

旧作『テクテクテクテク』のユーザーデータの引継ぎは?

 旧作であるアプリ『テクテクテクテク』が終了する際、プロデューサーの中村光一氏はこのようなコメントを発表していました。

 「開発チームは、後継作品のリリースを目指しているので、データの引き継ぎの際には「プレイヤーID」が必要となる(かもしれない)ので、スクリーンショットなどでユーザーIDがわかる画面を保管しておいてほしい」という話をしていたのです。

 実際のところ、どこから、どのような形で、後継作品がリリースされるか(されないかも含め)わからなかったサービス終了時に、後継作品がリリースされた場合には、なんとかユーザーが遊んでくれた旧作のデータを引き継げるようにしたい、という意向が開発チーム内にはしっかりと存在していたことを、きっちりアナウンスしていたわけです。

 リアルな場所を自分自身が歩いて地図を塗ったという、アプリの中にあるデータ(正確にはサーバーに…だけど)をなんとか引き継ぐことができれば、”一生歩けるRPG”と謳っていた旧作のサービスが終了してしまっても、またいつか”地図を塗る”という行為自体は再開できる、というひそかな希望をユーザーに与え、それを信じて待っていてほしい、というメッセージをユーザーに残してくれていたのです。

 そして、『テクテクライフ』の開発チームが出した答えは…

  • プレイヤーIDがあれば、現地ぬり・となりぬりの街区データを以降できる予定!
  • 前作のデータを移行せずに新規プレイでも楽しめる!

 すごい!! リリース元も違うのに、旧作のデータを、しかも塗った地図のデータを引き継ぐことができるなんて!! むしろ、自分は感動しました。ゲームの発表で、こんなに感動したのは久しぶりです。ぶっちゃけ。

 ただし、気をつけないといけないこともあります。

  • 引継ぎ処理されていない方のデータは個人情報保護の観点から破棄されている(運営会社が変わっているため)

 というアナウンスもされました。あれ、自分は引き継ぎ処理ってしたのかな? って不安になりますよね。1年前のことだし…(自分も大丈夫か不安になってきました…)。たしかに、運営会社が変わっているため、個人情報保護法があるため、破棄せざるをえなかった、ということでしょう。

 

では、いよいよ、お待ちかね(?)のゲームの内容について紹介します。

テクテクライフとは!?

 スマートフォンのGPS機能(位置情報)を使って、プレイヤーが実際に現実にいるその場所の、地図上の”街区”を塗っていく、ということが基本的な楽しみ方、かつ目的となっているゲームアプリです。

 プレイヤーが塗ることができる半径がレベル等(あるいは課金等なども?)に応じて広がっていったり、”となり塗り”という機能を使って(一定のポイントが必要)、さらに塗った街区を広げていったりすることができます。

 今回は、さらにクリエイターの麻野一哉氏が”『テクテクライフ』は思い出を残すアプリ”と語っているように、地図上に自分がそこに行ったことを、何らかの形で残していく、ライフログ的なアプリとしても楽しめそうな気配です。一部で公開されてる画面写真からは、どうも山手線の各駅が写っていたり、恵比寿駅に「チェックイン」といった文字が見て取れるので、街区を塗るだけではなく、スポットに対して何らかのアクションができる仕様となっていそう。

 また、まるで、焼肉屋さんの場所にプレイヤーが食べたと思われる「焼肉の写真」をアップロードしたかのような画面写真も公開されており、本当に”一生歩いて記録を残していけるアプリ”になりそうな予感!!

 クローズドβテストが始まったら、さまざまな情報が世の中にあふれてきそうですが、それをもうしばらく待つことにしましょう!

『テクテクライフ』 ゲーム概要

タイトル  テクテクライフ
ジャンル  地図塗りゲーム
対応OS   iOS/Android
サービス開始 2020年内予定
パブリッシャ―/開発 テクテクライフ株式会社
コンセプター/ゲームデザイナー 麻野一哉
公式サイト  https://www.tekutekulife.com/
公式twitter  https://twitter.com/teku_4

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