【審判入門】これだけ覚えておこう! 初めての球審<やることリスト>(※追記:アフターコロナ仕様についても記載しました)

2020-10-27ハナペン野球教室

 少年野球のコーチがやらないといけない仕事のひとつに、試合での球審があります。しかも、公式戦となると責任重大です。ときには、両チームの監督から抗議を受けることもありますよね。

 でも、誰かがやらないと、子供たちも試合ができません。ってことで、”はじめての球審” を任されたときに、これだけは覚えておこう! ってことを、箇条書きでやることリストにまとめました。(※半分は、自分用のメモでもあります)
(※アフターコロナで変わった部分は赤字で追記しました)

はじめての球審 やることリスト

試合前


・キャプテンを呼ぶ「キャプテン!(集合)」とか
 ・メンバー表の交換(1枚は相手チームに、1枚は自分か補助審判員等に)
 ・先攻後攻じゃんけん(勝った方が先攻か後攻を選ぶ)
 ・試合球を各チーム(または主催者)から受け取る(試合によるが、2球ずつが多い)
・試合開始時間を伝える・確認など

試合開始時

・「(両チーム)ベンチ前」(選手をベンチ前に待機させる)
・「集合!」(ホームベース付近に集める)
(追記:アフターコロナ仕様では、ベンチ前に選手同士が間を空けて並び、そのまま進めることが多いです。その場合は、ベンチ前で以下の試合前のやりとり、あいさつを済ませます)


・「〇〇 対 〇〇 の試合を始めます
 (グランドルールの説明、「基本フリー」「ラインを越えたらボールデッド」「何かあったら、審判の指示に従って」くらいで。)
・「キャプテン握手!」(※マストではないけど、だいだい言うよね? ※アフターコロナではなし
 (あとは「攻守交替は、駆け足で」とか、かな。)
 「礼!

(選手がポジションについたら)
・投球練習の球数を指で数える(初回、投手交代時7球、それ以外4球とか)(※守備側のベンチの前で)
 (残り1球になったら)ワン・モア・ピッチ

(※キャッチャーが声掛けを終えたら)
・(マウンドを指さして)「プレイ
試合開始時間の確認(補助審判がやってくれる場合は初回表終了後に確認)

試合中

(初回表が終わったら)両チームベンチに試合開始時間を伝える
・ストライク・ボールの判定(「ストライク」「ボール」)
・カウントを言うとスムーズ(自分も忘れない、間違いが確認できる)
・1、3塁ベース手前の「ファウルボール
 1、3塁手前の内野フライ「キャッチ
・ホーム突入時の走者の「アウト」「セーフ
・ボールデッドになった場合の「ボールデッド」とその後の「プレイ
・「タイム」のコールと再開時「プレイ
・無死、1死で1・2塁、満塁時、胸に手を当てて、インフィールドフライ成立条件の確認(審判同士で確認し合う)
・試合球の交換(ピッチャーかキャッチャーに渡す)
・安全や試合ができる状況か、確認(外野に他試合のボールが入ったりした場合、タイムをかけるなど)
・次のイニングに入るかどうか? の判断 → 最終回コール
(※自分は、練習試合なら監督と相談します。公式戦は公式の審判部の方や、補助審判等に時間を確認します)
・ホームベースをきれいにする
(見逃したり、わからないときは)審判を集めて相談する
(スイングアピールがあったら)1塁、3塁の審判を指す
・審判メカニクスに基づき(スコアリングポジションにランナーがいない場合)1塁、3塁をカバーする(注1)

試合終わり

・最終回の3アウトを取ると、勝手にみんな集まるので…
・「〇 対 〇で、〇〇の勝ち!(です)」
・「全員で握手!」(とか「両チーム握手!」とか言うことが多い)
 (※よかったこと、感想など、あるいは注意点などを言うことも…)
・「!」
 (その後両チームが審判に礼をされることが多いです)
・試合終了時間の確認(公式線で記録する場合など)

(追記:アフターコロナ仕様では、ホームベース付近に選手を集めず、「ベンチ前!」と主審が伝えて、ベンチ前で試合終了のやりとり、あいさつをするのがよいでしょう。)

試合後

・塁審のみなさんに「お疲れさまでした」「ありがとうございました」など
・(難しい判定や、微妙だったところなどを話し合ったり…)
・試合球を両チーム(or 主催者)に返す
・(ピッチャーのボークのこととか、両チームの監督やコーチに伝えた方がよいことを伝える)



…と、だいたい、こんなところではないでしょうか? 

※「はじめての球審やることリスト【エクセル版】」はこちら

まずは練習試合や紅白戦でやってみよう!

 ストライク・ボールの判定、アウト・セーフの判定に「ええっ?」っていうのはよくありますが、それ以上に後々まで言われたりするのが「最終回コール」ですよね。それくらい、試合を左右する重要なポイントなので、これはルールにのっとり、1時間くらい経ったら、そろそろですね、とか、両軍ベンチ・監督と話をしておくとよいと思います。(自分は1時間経ったあたりで、確認したりします)

 やることも多し、夏は暑いし、文句は言われるし、なかなか責任重大ではありますが、ベンチや塁審ではわからないピッチャーの球の質や、打者のスイングの迫力や特徴、表情もわかって、やってみるととてもおもしろい部分もありますよね。とくに、最初は練習試合でやってみると、いつもと違う視点から自分たちのチームの選手を見ることができ(打席での待ち方、ステップの位置などがよくわかります)、また、いつも違う視点からのアドバイスができるので、1度やってみるとよいと思います。

 自分もまだまだ主審に関してはひよっこで、初心者審判なのですが、リストにまとめたものは見当たらなかったので、まとめてみました。これから球審をやるお父さんコーチ等の参考になれば、と思います。

注1)
審判メカニクスでは、スコアリングポジションにランナーがいない場合、球審が1、3塁のカバーをします。塁審が外野に打球を追うなど、塁が空いた場合、1、3塁に移動します。(スコアリングポジションにいる場合は本塁にステイします)。

(追記)

※アフターコロナでは、試合前にホームベースに集まるなどの「密」になることは避ける傾向にあります。(ベンチ前で遠くから挨拶、礼をする、など)
※アフターコロナの試合の進め方については、別途書きたいと思います。
(上記、文中に赤字で追記しました)

※審判メカニクスに基づき、1塁、3塁のカバーをすることについて、追記しました。

こちらの記事もぜひチェック!!

【おまけ】こんな記事もありますよー!!

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(参考)

・『MLB The Show』メジャー挑戦日記
https://hanapen.news/category/mlb/

・【審判入門】これだけ覚えておこう! 初めての球審<やることリスト>PART2 【エクセルデータ版はこちら】
https://hanapen.news/2020/10/24/kyuushin2/