【TGS2019】データいろいろまとめ! 出展国・タイトル数などを昨年と比較してを分析! …してみたらいろいろ見えてきた話

2021-05-20NEWS,東京ゲームショウ,行ってきた

 TGS2019に行ってきたので、いろいろまとめておきます。まずは、公式に発表されたデータから。

東京ゲームショウ2019 開催概要

出展社数 655社  (昨年:668社)
出展小間数2417小間 (昨年:2388小間)
出展社の国・地域:  40   (昨年:41)
出展タイトル数 1522タイトル(昨年:1568タイトル)

 とのこと。

出展社数は、前年比で98%。同様に、
出展小間数は、103%
出展社の国・地域は、97.6%(ただマイナス1国)
出展タイトル数は、97%

 って感じですね。無理やり小間数が入ってるので、小間数は拡大してますが、あとは微減。まあ、ほぼ横ばいな感じでしょうか。

 ちなみに、マイナス1か国が気になったのでどこの国なのか調べてみました。

 昨年の参加国は、

TGS2018 出展国

区分国・地域数出展国
アジア・オセアニア18か国・地域アラブ首長国連邦、イスラエル、イラン、インド、インドネシア、オーストラリア、韓国、カンボジア、シンガポール、タイ、台湾、中国、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、日本
北中南米6か国アメリカ、アルゼンチン、カナダ、チリ、ブラジル、メキシコ
欧州17か国イギリス、オランダ、オーストリア、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、セルビア、チェコ、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ラトビア、ルーマニア

 今年は、というと。

TGS2019 出展国

区分国・地域数出展国
アジア・オセアニア18か国・地域アラブ首長国連邦、イスラエル、インド、インドネシア、オーストラリア、韓国、サウジアラビア、シンガポール、タイ、台湾、中国、バーレーンパキスタン、フィリピン、ベトナム、香港、マレーシア、日本
北中南米5か国アメリカ、ウルグアイ、カナダ、チリ、ブラジル
欧州16か国イタリア、イギリス、オランダ、オーストリア、キプロス、クロアチア、スウェーデン、スペイン、セルビア、ドイツ、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ルーマニア、ロシア
アフリカ1か国エジプト

 …となっていて、単純に1か国減ったわけじゃないことがわかります(増えたところは太字にしました)。でも、去年はゼロだったアフリカからエジプトが参加してたり、とか。アジア・オセアニアと北中南米、欧州ともに数か国が入れ替わっていることがわかります。

ということで、これを見比べると…

2018年・2019年の参加国と不参加国の比較

2018年参加
2019年不参加
9か国イラン、カンボジア、マカオ/アルゼンチン、メキシコ/スイス、チェコ、ノルウェー、ラトビア
2018年不参加2019年参加8か国サウジアラビア、バーレーン、パキスタン/ウルグアイ/イタリア、キプロス、ロシア/エジプト

 ということがわかります。ここでの増減̟±1 というのは、誤差の範囲内かもしれません。

が、イタリアロシアが、昨年不参加っていうのは驚きますね。

 痛いのは(って俺の主観ですが)、アルゼンチンメキシコ、スイス、ノルウェーあたりの不参加ってところ。マカオ、イランあたりも、国内の情勢でしょうか。日韓関係はいまかなりよろしくないですが、韓国はTGSにはしっかり参加し続けていて、意外にゲーム業界的にはあまり影響がないようです。

 また、今回エジプトがアフリカから参加してますが、今後はアフリカ、中東の国々が増えていくとよい感じなのかもしれません。

 ふと思ったのは、毎年名古屋で開催されているワールドコスプレサミット(WCS)に参加していて、TGSに不参加な国がけっこうあるなあ(メキシコは前々回優勝してる強豪国です)、と思ったのですが、コスサミに参加しているところは、日本のゲームやアニメを楽しんでいる熱烈なファンがいるはずなので(まだ市場が小さいのかもしれないけど…)、今後市場が伸びていくと思われ、そういう意味では、あらたにTGSに参加・出展する国になっていく可能性がありそうです。

 ということで、WCS加盟国で、TGS2019に出展していなかった国は、

ブルガリア、コスタリカ、デンマーク、クウェート、メキシコ、ミャンマー、ポルトガル、プエルトリコ、南アフリカ、スイス、トリニダード・トバゴ

12か国でした。(※ただし、プエルトリコ、クウェートは加盟はしているが、2019年の参加はなし)このあたりの国に営業をかけるとよいかもしれません(←適当)。

出展タイトル数の増減についての考察

 それから、出展タイトル数(のカウントの仕方)についても補足しておくと、出展タイトル数にはグッズも含まれているようです。グッズの点数は、かなり影響が大な気がしたので、調べてみたら、

2018年 224タイトル
2019年 313タイトル


 …と、案の定、グッズのタイトル数はかなり大幅に増えていました。なので、グッズを含まない、ゲームタイトル数は、もっと減っていることがわかります。グッズを抜いたタイトル数を比較すると…

2018年 1344タイトル
2019年 1209タイトル


 となり、130本以上も減っていました。まあ、タイトルが増えればよい、というわけでもないので、一概にはなんともですが。

 また、プラットフォーム別でも見ると

iOS、Android、その他のスマホ、Switch、3DS、Xbox One、PC、Steamなどが減っている中、タイトル数が前年よりも増えていたのは、PS4、Xbox One X、PCブラウザゲーム、PS VR、Windows MR、VRその他、でした(その他(物販ほか)はもちろん増えていますが)。

 さらにジャンルでもみると

アクション、パズル、アクション・シューティング、アクション・ロールプレイング、アクション・アドベンチャー、レーシング、その他(ジャンル)が軒並み減っている中、増えているジャンルは、シミュレーション、アドベンチャー、スポーツ、シューティング、開発ツール、周辺機器、その他(グッズ)(=前述)でした。

 本数云々よりも、アクションやパズルが多かった時代から、よりゲーム性が多様化したり、物語性や、じっくりと遊べる奥行きが広がっている、といえるかもしれません。