【ポケモン ソード日記】39回目:おっさんスタイル

2020-01-07ポケモン日記

翌朝、おいらは、決意したっ。今夜は、『ポケモン』を遊ぶと。

まあ、こんな40代でいいのか?書いている自分でも不安になるのだが・・・。

どうも、おいらは、こういうところがお子様のまま、成長していないと自分でも思う。

思っても変われないところが、悲しいオトコ。

本心を書いてしまうと、今夜は、思いっきり『ポケモン』で遊びたいのだっ。

全力で仕事を片付け、誰にも言えなかったが、『ポケモン』を遊びたいため、早めに帰宅。

おやじには、ゲームをする時間は限られている。だが、自分の努力で、その時間を少しだけ長くすることができる。

おっさん、必死なので、あ~る。

『ポケモン ソード』を起動して冒険がスタートする。

だんだん、前を遊んだことを思い出していく。

おっさん、年齢のせいか、エンジンがかかるのが遅い。

正直、最初は、そこまでだったのが、だんだんと楽しくなってきた!

ポケモン界では、おいら、めでたく格闘バッジを手に入れたっ。

少しずつ、リングのなかが埋まっていく・・・。

それが、おいらには、とても悲しいのだ。なぜかと言うと、終りが近づいている気がするからだ。

会社で『ポケモン』を遊んでいた子みたいに、先を急げば、『ソード』が、あっという間に終わってしまうのは、分かっている。

あくまで、『ポケモン』は、お子様向けのゲーム。あんまり長いと、飽きちゃうかもしれないしね。

だが、悲しいかな、ゲーマーのおっさんには、短いのだ。

まあ、クリアしても充分に遊べるから、そうとも言い切れないところも、あるのだけれど。

だが、おいらは、なるべく長くポケモンの世界に留まっていたいのだ。

先を急がず、ポケモンと自然のタイミングで出会い、なるべく捕まえて、この世界に浸りたい。

変わった、おっさんになってしまった、おいら。

だが、いいのだ!

自分が好きなように、楽しむのが一番なのだから。

おいらにとって、ポケモンは、ゆっくりとした時間のなかで、ひとつずつ丁寧に遊んでいきたい。

そんな風に考えていた。