【新型コロナウイルスに感染しました】その4 東京都の車がお出迎え! いざホテルの宿泊療養へ!

2022-08-03新型コロナになってわかったこと,新型コロナウイルス関連

 前回(その3)では、ホテル療養に向けての準備の話などをしました。

 保険所からホテルが決まったという連絡があって、その2日後の昼間、午後1時~1時半ごろに、自宅のすぐ前まで東京都が手配した車が迎えに来るということでした。

 当日の朝にも連絡があり、またより正確な到着時間を知らせる電話が、車が到着Sする30分くらい前にもありました。

 自分は、前日の夜中にはスーツケースに持っていくものを詰め込んで、ほぼ準備を整えてあったので、当日はのんびり待っていました。

 携帯の番号を保健所にも伝えてあったので、自分の携帯に、ついに「クルマが到着した」という連絡がありました。

 自宅の外に出ると、いかにもな黒いワゴン車が止まっていました。運転手さんも、ちゃんとした格好をしていて、丁寧な感じでした。クルマもとてもきれいです。

 運転手の方に「ほかの方も乗るので、後ろの席に座ってください」と言われたので、後ろの3列目のシート(片側が荷物用に開けてある)に座りました。その開いている場所に自分の荷物(リュック)を置きました。(スーツケースは後ろに置きました)

 運転席と後ろの座席の間には、透明のビニールのシートが張られていて、運転手が感染しないような対策が取られていました。

ビニールのシートによって運転手はしっかり保護されています。

 こんな感じで、クルマに乗せられて運ばれていくと、隣の町の住宅地で、もう一人中年の男性が乗ってきました。おしゃれな感じの、40代くらいの男性でした。

 が、そのあとは誰も乗ってこず、さらに高速道路に乗ると、道も空いていて、あっという間に新宿付近へ。その後、一般道に降り、新宿にある、とあるホテルに到着しました。

 荷物などの持ち物も全部自分で運びます。

 ホテルの外には数名の職員らしき人がいて、「いらっしゃい」的な声を少し欠けられて、(エントランスから)「中へ入って、指示をよく見てね」みたいなことをひと言言われたように思います。

 ホテルのエントランスを入るとすぐに、長い机が並べてあって、その上に自分(各感染者)の名前が書かれた封筒が置かれていました。

※個人情報等を保護するため、筆者が青く塗った箇所があります。

※個人情報等を保護するため、筆者が青く塗った箇所があります。

 自分の名前が書かれた封筒を手に取りると、部屋の鍵もその中に入っている、と書かれてありました。

 封筒には

  • お部屋の鍵はこの中に入っています。
  • この封筒を持って、そのままエレベーターでお部屋に向かってください。
  • 後ほど、職員が、宿泊療養期間中の過ごし方について、内線電話でご説明いたします。

 ということが記載されていました。

 すごくちゃんとしてますよね。オペレーションもわかりやすいです。

 そのすぐ横のテーブルには、このように体温計を忘れてしまった人用の体温計も用意されていました。ほんとに、日本は、行政にもこういう配慮のある、やさしい国なんだなあ、と感心します(ある意味では、やさしすぎるのかもしれませんけど…)。

 まずは、封筒からルームキーを取り出して、自分の部屋へと向かいました。

 「ご宿泊ありがとうございます」って言われるとやや複雑な気持ちに…(笑)。

(→ その5 ホテル療養の部屋の様子や設備は…? を読む)