ふくふく島の四季折々 231「勝利!」

どうぶつの森日記

駅に到着し、JRでは、電車内で座ることができた。

電車内は、コロナのせいなのか、人は、まばらだ。

ふう~っ、天は、我に味方してくれているではないかっ。

普段のスーツ姿だったら、躊躇したかもしれない。

だが、本日は、土曜日だ。

どこか、ゆったりとした空気が流れている。

完全に私用なので、センスはともかく私服なワタクシだ。

ちなみに、AM8:00を過ぎた。

時は、満ちたぞぃっ!

おもむろに、電車内でSwichを起動するっ。

ちょっと、周りの目が気になる。

だが、40代を終えようとしている、しょぼくれた中年に熱い視線を向けるひとなんて、いやしない。

たとえ、Switchを取り出そうとも。

基本的には、安心しつつも、誰も、ワタクシのことなんて、気にもとめないので、少しだけ寂しさが広がる。

家におっても、電車に乗っても、誰も、自分に興味なんて、ないねん。

いいもーん、慣れてるもーん、と自虐的になりつつ、カブ価のチェックに行く。

すると、売価よりも、少しだけ高額であった。

利益は、1カブ、20ベルちょっとなのだが・・・・。

ええのよ、損しなければ。

これでこそ、カブの残していたことと、こうしてSwitchを持ち出した、意味が出るというもの。

無事、残っていたカブは、すべて売却できた。

今週は、カブで儲けることが出来た。

金額は、そこまで大きくはない。

でも、ええのよ。

カブとの勝負に、勝つことが出来たのだから。

金額の問題ではないのだ。

このときは、気分が揚々としていた。

だが、帰りのとき、悲劇は、訪れるのであった。