【NEWS】『リトルビッグプラネット』のMedia Moleculeが7年がかりで作った新作『Dreams Universe』が発売に!!

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 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PS4用ソフト『Dreams Universe』を2月14日に発売した。

 この『Dreams Universe』は、『リトルビッグプラネット』や『Tearaway ~はがれた世界の大冒険~』などを制作した、イギリスのスタジオMedia Molecule(メディアモレキュール)がなんと7年もの年月をかけて開発したという、壮大なゲーム・コンストラクションソフトだ。

 『Dreams Universe』は、ゲームのみならず、キャラクターや音楽、動画、アート作品など、さまざまなコンテンツを作ることができ、それを世界中の人たちと共有したり、共作することができる。その点では、ツールというのはもちろんだが、コミュニティスペースでもあり、世界中のクリエイターやプレイヤーが集う、巨大なインディワールドみたいなもの、でもある。つまり、世界中の人たちが作ったゲームを遊び倒すだけでもいいし、音楽だけを作って、世界中の人たちに提供する、っていうような使い方もできる。また、世界中の人たちが作った素材を組み合わせて、1本のゲームを作る、なんてこともできてしまう。遊び方も、作れるものも、まさに無限っていう感じ。

 とはいえ、ぶっちゃけ、できることが多岐にわたるので、すぐになんでもできるわけではない。実際、覚えることも多そう…だ。が、チュートリアルがクエスト式になっているので、ゲーム感覚でステップを踏みながら、素材を集めたり、操作を覚えることができる。また、メディアモレキュールが作ったさまざまな舞台、キャラクター、ミニゲーム、素材、音楽なども豊富に用意されているので、それらを少しいじるところからでも始められる。

 『リトルビッグプラネット』の発売から12年。wikipediaによると『リトルビッグプラネット』は2010年の時点で、「ユーザーが作ったステージが世界一多いゲーム(認定時で246万3073ステージ」としてギネス世界記録に認定されてるそうだ。『リトルビッグプラネット』は、2D横スクロールアクションがベースだったが、この『Dreams Universe』は、フル3Dでなんでも作れてしまうので、もっと多くの作品が生まれていくかもしれない。とんでもない作品や才能がこのソフト(ツール? orコミュニティ?)から、生まれてきそうな予感がする。

 ちなみに、昨年すでにアーリーアクセス版がリリースされていて、すでに『DARK SOULS』のオープングを再現してしまった人や、『STAR WARS』でお馴染みのX-WINGを操作する宇宙シューター、いかにも『マ〇オ』や『ゼ〇ダ』っぽいゲームを作っちゃった人、さらにあの『マイクラ』を作ってしまった人も出現している様子…。長年にわたって、使われ続けるツールになるような気がするので、今度も注目していきたいと思います。

 …っていうか、自分も始めてみましたが、まだまだチュートリアルの最初の方って感じです…。

タイトル画面。
チュートリアルが大充実で、チュートリアルだけでも大作って感じ。
あらゆるツールが用意されているので、まずは操作を覚えるところから。
音楽も作れます。

以下、『Dremas Universe』で作れるもの、作品例を貼っておきます。