【GAMEMO】感じろ!東南アジアの熱い風! インドネシアのゲーム事情とおすすめゲーム!

2020-04-23GAMEMO,家庭用ゲーム

人口2億7千万人で世界第4位を誇るインドネシア。人口の50%以上を30歳未満が占める若い国です。人口の多さと若さで急速に発展を遂げているこの国のゲーム事情とおすすめゲームをご紹介します。

好きなものへの火力がハンパない!

インドネシアは若者の多い国ということで、エンタメが盛んな国となりました。中でも大人気なのがサッカー。その熱狂度はすさまじく、毎年のように観客に死者が出るほどで、不甲斐ない試合をしたチームに怒ったフーリガンが、ホームスタジアムのゴールに放火したりするほどです。

このように感じで、負けず嫌いが多いこの国ですので、流行っているゲームもFPSやRTS、デジタルカードゲームなど対人戦がメインのゲームが流行っています。

そして、やはりスマートフォンの普及でゲームが流行り始めたので家庭用ゲーム機よりもスマホでゲームをプレイしているようです。
さらにシェア1位を獲得したゲームをみんながプレイするようで、1位と2位以下のプレイ人口と課金額の差が大きいことも特徴だそうです。

ヤクルト! ポカリ! 日本の文化も根付いてます

このようなインドネシアでも日本文化は根付いていて、乳酸菌飲料のヤクルトや大塚製薬のポカリスエットなどは国民的飲料として人気を博しています。
そしてもちろんマンガやアニメも人気で、多くの若者が配信サイトを通じてアニメを楽しんでいます。ちなみにこちらはインドネシアのポカリスエットのCMで、スキマスイッチの『全力少年』をバックに高校生CMモデルを募集する内容になっています。このアニメのスタッフは日本のアニメ『BORUTO』にも参加しているスタッフが担当しているため、新海誠チックなものすごく高いクオリティで作られています。

ようやくインドネシア産おすすめゲームの登場です!

こんな映像を見てしまうとインドネシア産のゲームにも期待が湧くというもの。そんなわけでおすすめするゲームはこちら、『DreadOut』。
『DreadOut』は2014年のゲームで、制作したのはDIGITAL HAPPINESS。トレイラーを見てもらえればわかりますが、日本のホラーゲーム『サイレントヒル』や『SIREN』の影響を受けまくっていて、中でも『零』シリーズへのリスペクトにあふれています。

スマホを使ってライトを照らして、現れる幽霊を写真に撮って撃退していく主人公リンダの姿はまさに『零』っぽいです。しかし『零』と違うのはそのシチュエーション。インドネシアの学校や村の描写は南国風味でどことなく牧歌的ですが、それを怖さが上回るのでのんびりした雰囲気はありません。
もし外国でジャパニーズ・ホラーゲームを作ったらどうなるか? そんな疑問に答えてくれるゲームです。

■物語■
修学旅行の最中、
五人の高校生と一人の教師がある廃村に迷い込んでしまった。
長く忘れられ、時が止まったかのような廃村に、
暗く恐ろしい、彼らの理解を超える何かの存在が潜んでいる。

突如として廃校舎の玄関扉が閉ざされ、
主人公のリンダを残して全員が姿を消してしまう。
すべての謎を解く鍵を握るのは彼女だった。

彼女は不思議な能力が体の中でうごめいているのを感じていた。
その力こそが自分だけでなく、友達も含めて救うことのできる唯一の方法なのかもしれない。

DreadOut 購入ページ(DMM GAMES)

そして始まる新しい物語

そして現在、DIGITAL HAPPINESSでは『DreadOut2』を製作中。前作では田舎の廃校が舞台だったのに対して、今度は街が舞台。そして左手にスマホ、右手に斧を持っていて物理攻撃もアリの様子。グラフィックも進化を遂げてますます恐怖度もアップしています。
それでも負けないリンダを見ていると、どんな国でも女子高生はスマホがあれば無敵なんだなと思わせてくれます。

DreadOut 2(Steamアクセスページ)

DIGITAL HAPPINESS公式サイト

by GAMEMO編集部


株式会社コンフィデンスが運営しているゲームメディア。最新のゲームから懐かしいゲームの思い出に海外で話題になったゲームのうわさ話に始まって、ゲーム業界で働きたいという人に向けた就職や転職に有益な情報まで。ゲームに関係する情報を揃えています。
https://gamemo.confidence-media.jp/