【ハナペンマンのゲーム日記】その37 衝撃のラストラン!? 武豊とキメツノアユが起こした奇跡

2021-04-06ダービースタリオン,ハナペンマンのゲーム日記,家庭用ゲーム

 前回(その36)で、自分の牧場(東府中牧場)の経営を支え続けてくれた孝行娘、「キメツノアユ」について書きました。

 2度の故障を乗り越え、よくがんばってくれた牝馬が、7歳になって、3戦続けて最後着で、もう12月だし、おそらく「次のレースで引退だろうな」と思って、その前に彼女、キメツノアユについて振り返っておきたい、と思って書いたブログでした。

 そして、前回のブログを書き終えて、いよいよラストランに臨んだキメツノアユ。12月4週の阪神競馬場「ギャラクシーS」に出走登録。

 騎乗は武豊さんです。もう最後だし、記念に馬券を買っておこう、と思ってみると、オッズは…

 26.2倍。ハ行から復帰しての3戦は、予想でも無印になってしまい(◎、〇、△などが付かない)、重賞でもないレースでも50倍超のオッズが付いたりしていました。なので、ああ、これはもう限界なんだな、と思いました。このレースが終わったら、もう8歳だから「このレースを最後に引退させよう」。そう思って、珍しく応援馬券を買おうとおもったわけです。

 ケガだけしないで、無事に走り切ってくれ! そう思って送り出しました。武豊さん騎乗のキメツノアユは無難にスタートしました。

 すると… 

 キメツノアユは、最後の直線に入ると、全盛時のような走りを見せて、追い上げてきます。

 そして…

 見事に差し切って1着でゴール。8頭立ての7番人気だったにも関わらず、豪快な、強い勝ち方を見せてくれました。これで戦績は、47戦6勝。47戦も走ってることがとにかくすごいけど、序盤の序盤に6勝もしてくれたことは、本当にすごいですよ。感謝しかないです…。

 最後の最後まで、お金を稼いてくれて、本当に孝行娘です。序盤のこの段階では、大きな金額が入ったので、これでしばらく倒産の危機が遠のきました。

 これがリアルな話だったら、自分の牧場に銅像を作って、たたえたくなるような、そんな名馬の話でした。やがて、経営が軌道に乗って、強い馬がどんどん作れるようになって、重賞を勝つのが当たり前… みたいな時代になっても、きっとこの「キメツノアユ」のことは忘れないよ! と心の中でつぶやいた、東府中牧場のオヤジ(自分)でした。

続く

『ダービースタリオン』製品概要

タイトル :ダービースタリオン
ジャンル :競走馬育成シミュレーション
対応機種 :Nintendo Switch™
発売日  :2020年12月3日
メーカー希望小売価格:7,800円+税
CEROレーティング:A
プレイ人数:1人
ローカル通信:無
オンライン通信:有 (ブリーダーズカップ時に接続)
ゲームデザイン/監修:薗部博之
キャラクターデザイン:荒井清和
サウンド :松前真奈美
ロゴ/パッケージイラスト:松下進
開発   :株式会社ランド・ホー
制作著作 :株式会社パリティビット
発売元  :株式会社ゲームアディクト
著作権表記:©2020 ParityBit ©2020 GAME ADDICT ©SUGIYAMA KOBO Logo & package illustration by SUSUMU MATSUSHITA
公式サイトhttps://www.gameaddict.co.jp/derbystallion/

 

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