【NEWS】2020年の国内家庭用ゲーム市場規模は3673.8億円で前年比112.5%も拡大! ソフト売上ランキングは『あつまれ どうぶつの森』が600万本超えで堂々の1位に!(ファミ通調べ)

2021-01-13NEWS,まとめ,ゲームハード,ゲーム会社,ランキング,家庭用ゲーム

(以下、プレスリリースより作成)

 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2020年の国内家庭用ゲームソフト(パッケージ版のみ)とハードの売上速報をまとめた。集計期間は2019年12月30日~2020年12月27日とのこと。(以下のデータはすべてファミ通調べ)

国内家庭用ゲーム市場は前年比112.5%に拡大!

ハードソフト合計
2020年(52週)1856.6億円1817.2億円3673.8億円
2019年(52週)1595.4億円1669.0億円3264.5億円
昨年対比116.4%108.9%112.5%

※ソフトはパッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版を含む)のみの推計(ダウンロード販売、アイテム課金などのデジタル決済は含まず)
※2019 年の集計期間は、2018 年12 月31 日~2019 年12 月29 日

各ハードの販売台数

ハード名メーカー名発売日推定年間
販売台数
推定累計
販売台数
Nintendo Switch ※1任天堂2017/3/35,956,94317,340,374
プレイステーション5 ※2ソニー・インタラクティブ
エンタテインメント
2020/11/12255,150 255,150
Xbox Series X|S日本マイクロソフト2020/11/1031,424 31,424
プレイステーション4 ※3ソニー・インタラクティブ
エンタテインメント
2014/2/22542,6479,290,890
Xbox One ※4日本マイクロソフト 2014/9/43,585114,831
ニンテンドー3DS ※5任天堂2011/2/2662,76124,558,908

(累計販売台数の集計期間は各発売日~2020年12月27日/単位:台)

※1:Nintendo Switch Lite を含む合計値です。
※2:プレイステーション5 デジタル・エディションを含む合計値です。
※3:プレイステーション4 Pro を含む合計値です。
※4:Xbox One S、Xbox One X を含む合計値です。
※5:ニンテンドー3DS LL、New ニンテンドー3DS、New ニンテンドー3DS LL、ニンテンドー2DS、New ニンテンドー2DS LL を含む合計値です。

2020年家庭用ゲームソフト累計販売本数 TOP10

順位ハードタイトルメーカー発売日推定年間
販売本数
推定累計
販売本数
Switchあつまれ どうぶつの森任天堂2020/3/206,378,1036,378,103
Switchリングフィット アドベンチャー任天堂 2019/10/181,591,3662,087,005
3Switch桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~KONAMI2020/11/191,233,0231,233,023
4PS4ファイナルファンタジーVII リメイクスクウェア・エニックス2020/4/10949,379 949,379
5Switchポケットモンスター ソード・シールドポケモン 2019/11/15892,4563,880,590
6Switchマリオカート8 デラックス任天堂 2017/4/28798,1743,457,183
7Switch大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL任天堂 2018/12/7560,1224,013,174
8SwitchMinecraft日本マイクロソフト2018/6/21556,9821,702,921
9Switch世界のアソビ大全51任天堂 2020/6/5 519,649 519,649
10Switchスーパーマリオ 3D コレクション任天堂 2020/9/18492,620492,620

※パッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版を含む)のみの推計(ダウンロード販売、アイテム課金などのデジタル決済は含まず)

2020 年の国内家庭用ゲーム市場について

(以下、プレスリリースより抜粋)

 2020年の家庭用ゲーム市場規模は、ハードが昨年対比116.4%1,856.6億円、ソフトが同108.9%1,817.2 億円、合計で同112.5%3,673.8億円となりました。ハード・ソフトともに前年比プラスとなるのは、2017年以来3年ぶりとなります。

 年間ソフトランキングは、637.8万本を販売した「あつまれ どうぶつの森」(任天堂/2020年3月20日発売/Switch)が他のタイトルに大きく差をつけ、首位を獲得しました。3月の発売から、6ヵ月連続で月間ランキング首位を獲得するなど、発売以降年末まで長期にわたって市場をリードし、Nintendo Switch本体の販売を強力に牽引しました。

 続く2位には、「リングフィット アドベンチャー」(任天堂/2019年10月18日発売/Switch)がランクイン。2019年は50.0万本で年間10位でしたが、2020年には159.1万本を売り上げ、Nintendo Switch 向けソフトで7本目のダブルミリオン到達となりました。

 また3位には、4年ぶりのシリーズ最新作「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」(KONAMI/2020年11月19日発売/Switch)が123.3万本と、ミリオンヒットを達成しています。

 ハード市場では、Nintendo Switchが2機種合計で595.7万台を売り上げ、2017年から4年連続で年間販売台数のトップとなりました。同ハードは2017年3月に発売されましたが、2020年は発売4年目ながら過去最高の年間実績で、2019年(449.4万台)の1.3倍とめざましい勢いを見せています。2位のプレイステーション4は、年間54.3万台を販売。11月に登場し、現在も品薄が続くプレイステーション5は、25.5万台を売り上げました。

 今後、ハード市場では新世代機の品薄解消時期に注目されますが、ソフト市場ではNintendo Switchの「モンスターハンターライズ」(カプコン/2021年3月26日発売予定/Switch)への期待が高まります。巣ごもり需要の恩恵を受けた2020年に続いて、2021年は家庭用ゲーム市場にどのような変化が起きるか、引き続き注目が集まります。


(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)

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