【NEWS】福島・宮城で震度6強の地震が発生(現在の情報まとめ)<追記・いろいろあり>

2021-02-15NEWS,まとめ,未分類

マグニチュードは7.3、東日本大震災の余震とみられる

 2月13日の23時08分ゴロ、福島県と宮城県で震度6強を観測する大きな地震が発生した。震源地は、福島県沖で、マグニチュードは7.3(当初は7.1との発表もあったが修正された)。また気象庁から、今回の地震は、10年前の「東日本大震災」の余震と考えられる、との発表があった。

 なお、現状で分かっている情報を以下、箇条書きでまとめておくと…

・常磐道で土砂崩れが発生しているとのこと。(追記:常磐道で約50mに渡って土砂崩れが発生してているとのこと)

・伊達市の建物被害がある、とのこと

・「東日本大震災」の震央とは110kmの距離

・広い範囲で停電が発生している。東京電力管内で78万4000戸以上、東北電力管内で約7万戸の停電が発生中とのこと。

・複数の火力発電所が運転停止している

・東海原発、東海第2原発に異常は発生していない

・気象庁の発表によると、震度1以上の余震が12回発生している、とのこと(その後も増えていそう)

・塩釜市で火災が発生しているとのこと

・津波の心配はない

(追記:2月14日 01:50)

・東北道などで、通行止め

・羽田空港、成田空港に被害や欠航はなし

・自衛隊はヘリで被害を確認中

・東京ガスの設備に異常はなし

各地の震度について

〔震度6強〕蔵王町、国見町、相馬市、新地町 〔震度6弱〕岩沼市、宮城川崎町、亘理町、山元町、登米市、石巻市、福島市、郡山市、須賀川市、福島伊達市、本宮市、桑折町、川俣町、天栄村、南相馬市、福島広野町、楢葉町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町 〔震度5強〕白石市

翌日に判明した被害状況(追記)

・福島で大規模な土砂崩れ(レストラン、車両が巻き込まれる)
・宮城では、文化財にも被害
・150人以上がケガ
 (福島県では80人以上、宮城県内で50人以上がケガ)
・JR東日本「東北新幹線」の電柱約20本が被害、復旧まで10日前後かかる見通し、在来線は明日(2/15)から運転再開予定
・常磐道 相場IC~新地IC(上下線とも通行止め)

 など

台湾の総統・蔡英文氏がツイッターで日本に支援を表明

 今回の地震を受けて、台湾総統の蔡英文氏は、自身のtwitterに日本語で、「日本の皆さんにとって支援が必要であれば、台湾はいつでもかけつけます」というメッセージを投稿した。災害があると、真っ先に日本に支援を行っている台湾の総統からのツイッターに、今回も多くの感謝のコメントが返信されている。

・蔡英文 Tsai Ing-wen 公式ツイッターアカウント
https://twitter.com/iingwen

日本航空・全日空は臨時便を運航

 東北新幹線の復旧に時間がかかる見通しのため、日本航空と全日空はそれぞれ臨時便の運航を発表した。臨時便は以下のとおり。
・日本航空 明日(2/15)
 羽田~青森、羽田~山形、羽田~秋田、伊丹~仙台、羽田仙台 など計22便
全日空 明日(2/15)
 羽田~秋田、羽田~仙台 など計10便

2/14 深夜、発生直後の気象庁の会見

 今回の深夜の会見では気象庁の女性の方(鎌谷さん)の会見について、説明が丁寧でとてもわかりやすい、などと好評だったようだ。

 個人的にも、深夜の中継を見ていたが、とても聞きやすいトーンで、言葉もとても明瞭だった。また、話すスピードもとても聞き取りやすく、かつよどみがなく、非常にわかりやすかった、と思いました。

政府・地震調査委員会「余震活動、あと10年続く」との話も

 2/14 夕方の文科省にて、政府・地震調査委員会が会見を開き、今回の地震について「10年前の東日本大震災により福島県沖のプレート内部に圧力がかかり発生した」という見方を発表した。

 また、夜10時ごろの会見では、 地震調査委員会 委員長の平田直氏(東大名誉教授)が、「M9.1のスマトラ島沖地震(2004年)から11年後に周辺の海域で巨大地震が発生」したことを例に挙げ、東日本大震災の余震活動も長期化するとし、「少なくとも今の調子はあと10年ぐらいは続くだろうというふうに予想しています」とコメントした。