【悲報】亡くなった父の携帯を解約しようと思って、電話をかけたところ…

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 昨年父が亡くなりました。その後、クレジットカードや会員制のサービスなど、いろいろと解約しましたが、じつは父の携帯電話(au回線)は、父が住む実家の固定電話やインターネット回線(au光)なども、KDDI系のサービスに統合していたようだったので、まだ停めていませんでした。(実家のインフラはまだ使えるようにしておきたいため)

 ですが、いよいよ携帯電話回線なども停止するために、auさんの系列のサポート窓口に電話をしました。

 すると、こちらの各サービスの料金や加入・使用状況を丁寧に説明してくれて、いろいろなサービスをやめたり、もっと安いものに変更してりすることはできました。が、携帯電話の回線そのものの話になると、

「それ(携帯の回線)の解約は、電話ではできないんですよ。お店に行ってもらわないとダメなんです」

 と言われたので、

「え、他のことはみんなは電話で解約したり、変更したりできるのに、なんで携帯の解約だけできないの?」

 って聞いてみると、相手は無言になり、「携帯電話の解約はauの店舗か、トヨタのau取扱店に行っていただかないとできないんです」と繰り返すの で、「他はできるのに?」とゴネたところ、「そういう規則なので」と言われたので、思わず、

「なんで、そんな意地悪なんですか?」

 と思わず、口から出てしまいました。

「…」

 相手は無言でした。

 でも、よく考えてみてください。実際に人と人とか直接会わなくても「会話ができる」「コミュニケーションができる」というサービスが携帯電話です。

 非対面で、非接触で、リモートでも人と人がやりとりができること、その便利さの対価として、お金を稼いでいる会社なわけですよね? 携帯電話の会社って。

 しかも、会話だけでなく、いまや個人の認証とか様々なデータのやりとりとかお金の決済までできるようにしているわけですよね?

 なのに、その非対面、非接触のサービスを推進して、世の中を便利にすることが使命の会社が、なぜ肝心の携帯電話の解約は、お店に行って、直接店員と話をしないとできないのか? 携帯電話のサービスを提供している会社の自己否定と言わざるを得ません。大いなる自己矛盾、もっと言うなら欺瞞と言った方がよいかもしれません。

 しかも、いま世の中はこのコロナ禍ですよ。対面で行っていたいろいろなことも、携帯会社じゃない会社の業務でさえリモートで、在宅でできるように、いろんな組織やチームが努力したり、国もそちらに舵を切ってるのに、肝心の携帯電話の会社が、「お店に来て店員に行ってくれ」ってどうして言えるのかな? まったくもって意味不明じゃないですか? (「auの会社の人もリモートで仕事してるんじゃないの?」 って思いますけど…。大会社なんだから…)

 だから、あえて、そうしているとしか思えないし、それは「意地悪」なんじゃないのかな? と思うわけです。

 あ、でも、これはauさんに限ったことではないです。大手のキャリア―で、店舗じゃないと解約できないって言ってる会社は、どこも同じだと思います。

 えー、現場からは以上です。