【ポケモン ソード日記】138回目：嫁ぐ日

2020-05-162020-05-21ポケモン日記

翌朝になった。

今日は、ミュウが嫁ぐ日だ。

今まで、ありがとうなので、あ～る。

正直、あまり一緒に旅へ出なかった。

「ようき」の「ミュウ」は、ボックスに預けて鑑賞していたので、まさしく、箱入り娘だ。

そんな愛娘を嫁がせるのは、なんとも切ない。

だが、若君にとっては、初めての「ミュウ」だ。

とても、大切にしてくれるでしょう。

ポケモンが好き同士なので、なんとなく理解できるのだ。

自分のなかで、若君にミュウをプレゼントすることは、揺るがなかった。

会社に出勤すると、若君は、直行であった。

彼は、おいらとは違い、工事の担当なので社内にいることは、少ないのだ。

行先からは、お昼に戻ることになっていた。

新郎、いや違った、若君の帰りを、今か今かと待つ。

すると、11時30分頃、若君が帰ってきたーっ。

彼は、デスクで仕事をしている。

今すぐ、話しかけたいが、そこまで自分勝手でもない、47歳のおっさん。

ひと段落するまで、待つのだ

ちょうど、お昼になり、社内が自由な雰囲気になる。

ここだ！

若君に近づくと、彼は「いつに借りれます？ミュウを」と言った。

彼の早く図鑑を完成させたいという意気込みを感じる。

それに対して、おいら「ミュウあげるよ！」と言ったので、あ～る。

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