ふくふく島の四季折々 70「会いたくて」

2020-07-26どうぶつの森日記

新しい住民、ウマの「アンソニー」を受け入れた。

初のキャンプからやってきた住民なのだが、僕には、思い入れが全くない。

我が村にやってきてくれた子に興味を示さない、最低な村長、違った島ぬしだ。

いや、違うのよっ。

女性には、ワタクシ、そんな対応しないのよ。

と、良く分からない弁明をしつつも・・・。

僕の心のなかで、思っていたことは、一点のみ。

なんで、来てくれる住民が、どうして「ブーケ」じゃないんだろう?

もし、「アンソニー」じゃなくて「ブーケ」だったら。

テンション上がりまくりで、きっと娘に自慢していただろう。

まあ、妻に伝えるか、どうかは、分からないけれど。

「フータ」が『とびだせ』から進化したように「ブーケ」も、かわいさがパワーアップしているだろう。

そんなわけで「ブーケ」に会いたくて会いたくて、仕方がない47歳。

だが、少しだけ嫌な予感もするのだ。

こういうとき、いざ出会うと、自分のイメージとギャップがあって、ガッカリしたりする。

これには、期待が高すぎて実物を超えたりするのだ。

で、下手なので、それが態度や表情に出ちゃったりして、相手に悟られたりするのだ。

自分、ポーカーフェイスで、いられれば良いのだけれど。

きっと、どんな態度をとろうとも、「ブーケ」は笑顔で、僕に接してくれるだろうけど。

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