【『MLB® The Show™ 20』 (英語版) 】メジャー挑戦日記その22 一発病からの脱却どころか…さらに予期せぬ出来事が！！

2020-07-282021-02-13MLB20 挑戦日記

（※PlayStation®4用ゲームソフト『MLB® The Show™ 20』（英語版）の”ROAD TO THE SHOW”という、アメリカでいち選手になってプロ野球選手の人生を歩んでいくモードを、プレイ日記形式で記しています）

　メジャーリーグに上がってきて、数試合後にはなんと、あの菊池雄星投手との投げ合いが実現！！　…したかと思ったら、せっかく3回までパーフェクトに抑えていたというのにケガで降板… と、いろいろなことが野球には起きるものですね。（前回、その21の話）

　でも、その後も登板のたびに１、２発ずつホームランを打たれるという試合が続き、新たな球種（RUNNING FAST BALL＝いわゆるシュート）を覚えたのでした。

　とはいえ、覚えたてのシュートは、直球に近いうえに、キレ、球速、コントロールともにすべてにおいて、数値が低いので、とても打たれやすい、危険な球になりやすいことは、今までの経験からも十分推察ができるので、すぐにガンガン使っていく、というよりは、余裕があるシーンで様子を見ながら使っていくつもりです。

　で、シュートを覚えた後の試合は、というと…

カンザスシティ・ロイヤルズ戦では、初回の立ち上がりは無難に抑えたものの、2回に1四球と3安打を浴びて、2失点（それでも2失点で切り抜けた）。その後、３，４回にも失点はしなかったものの、毎回ヒットを打たれたせいか、４回であっさり交代。

　　2失点ながら、5回まで投げさせてもらえないとなってくると、先発投手としての信頼はかなり落ちているのは明白です。ここで踏ん張らないと、先発投手（Starting Pitcher=SP）失格になりかねません。

　そんな中でも、頼みの綱は、女房役のキャッチャー、Bo Naylor選手とのフレンドシップがかなり上がってきたことです。

　メジャーに上がって、最初に組んだキャッチャーなので、投げるたびにフレッドシップが上がってくるとなんだか不思議と、親近感が湧いてきます。

　また、ゲーム的にも、フレンドシップが上がってくると、試合でボーナス効果が得られるので、ピッチングにも良い影響があるはず、です。こういう要素もどん欲に、フルに使っていかないと！　結果が出にくいのは間違いないところです。こっちはまだまだひよっこ選手ですから。

　また、練習メニューに関しても、HR/9（＝被本塁打率）をあげていくトレーニングが出たので、チャレンジしました。

　この練習は、どのゾーン（赤、青、ボール）のボールが来たかを記憶して当てるという、アクション性ではなく、記憶力が重要なミニゲームでした。たしかに、対打者に対しての組み立てとか、対戦データとか、頭を使っていかないと、被本塁打率は下げられないのかもしれませんよね。なるほど！　という感じです。

（…なんですが、夜中にビールを飲みながらプレイしているオジサンにとっては、なかなか難易度が高いトレーニングと言わざるをえません…(笑)）。

　…というような、苦労もしつつ、迎えたタンパベイ・レイズ戦。

　またまた初回に2本もホームランを浴びてしまいます。これには審判の判定にも「？」ってところがあって、甘く入ってしまったところをすかさず痛打されました。（※この『MLBⓇThe Show™20』(英語版）の審判の判定については、こちらの記事を参照）

　それでも、その後は5回まで何とか抑えて、味方打線の援護があり、運よく勝ち投手に！！

　また、次のボルチモア・オリオールズ戦も、1発を浴びて、５回3失点。

　でも、チームは延長の末に勝利し、負け投手にはならず、でした。なかなか負けないのは運でしょうか。

　そんな感じで、「5回3失点、ホームランも1，2本打たれるのがデフォ」っていうパッとしないピッチングが続く中、迎えたカンザスシティ・ロイヤルズ戦。

　MLBでの1年目の成績は、ここまで11試合に登板して、3勝2敗。防御率は4.39（=ERA）。53回1/3を投げて、50本のヒットを打たれています。その一方で、57三振を奪っているので、三振は取れるピッチャーではあるようです。

　　…が、なんと！！

　またもやケガで降板！！

　しかも今回は、Shoulder Separation（肩の断裂？）で、60日間の故障者リスト入りになってしまいました。…というわけで、ここで今シーズンの出場は絶望的になってしまいました。

　どうも、ピッチング中に肩が断裂…とか、ちょっとどういう投げ方してるんだ！？　っていう感じですね。高校時代に酷使したのかも…。

　その後、インディアンズは、

　92勝70敗で、見事に地区優勝を果たし、テキサス・レンジャーズとのディビジョンシリーズに臨むことになります。

　インディアンズは、レンジャーズにも勝ち、アメリカンリーグの優勝を賭けて、ボストン・レッドソックスとのチャンピオンシップ・シリーズに挑みます。

　そして、レッドソックスを倒し、ワールドシリーズに進みますが…

　惜しくも、ワシントン・ナショナルズに２勝４敗で負けてしまいました。

　が、メジャー1年目のKATO（ケイトウ）投手は、ケガのためにポストシーズンには一切出場することもなく、2021年のシーズンは終わってしまいました。ケガさけなければ、1年目からMLBのワールドシリーズに出場できたかもしれなかったのに、残念な結果となりました。

　とはいえ、ケガをするのも自分の責任なので、もっともっと故障しづらい体つくりもしていかないといけないのでしょうね。メジャー1年目（アメリカでの２年目）のシーズンが、こういう終わり方を迎えたことは、今後のプロ野球選手人生にとっては、むしろ、いい教訓なのかもしれません。

（続く）

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（参考）