【『MLB® The Show™ 20』 (英語版) 】メジャー挑戦日記 その30 オールスターゲーム出場直後にかかってきた1本の電話

2020-11-25MLB20 挑戦日記,家庭用ゲーム

(※PlayStation®4用ゲームソフト『MLB® The Show™ 20』(英語版)の”ROAD TO THE SHOW”という、アメリカでいち選手になってプロ野球選手の人生を歩んでいくモードを、プレイ日記形式で記しています)

 前回(その29)は、超びっくり、オールスターゲームに登板したところ、まででした。

オールスターゲーム出場という、快挙を成し遂げたからでしょうか。FORMER COACH(高校時代の監督だと思います)から電話がかかってきました。

MLB(R) The Show(TM) 20

“Hey,Bakataal,remember me? Your old coach from way back when?"

(日本語訳:「バカタール、俺を覚えてるか? 大昔からのコーチだよ」)

”Your guidance got me here,coach! And it wasn’t that ago.”

(日本語訳 :「あなたの指導のおかげでここまれ来れたんです、コーチ。それにそんな昔のことじゃないですよ」

 KATO(ケイトウ)投手ももちろん、まだ忘れてなんかいません。まだ2、3年前の話ですからね。高校時代の監督はこう続けます。

”I guess it wasn’t. But an awful lot has happened for you in a short time, Bakataal.”

(日本語訳:「そうだな。でも短期間に多くのことが起きたな、バカタール」)

”Can you believe it, Coach. It’s crazy."

(日本語訳:「信じられますか? コーチ。狂気の沙汰です」)

 やっぱり、オールスターゲームに出場したこと、また、前半戦にそれなりの成績を残したことをちゃんと知ってくれてるようです。さすがに日本でも報道されてるのかもしれないですね(笑)。そりゃあ、教え子(元部員)がMLBのオールスターゲームに出場したら、うれしいですよね。

”I’m not surprized in the least at when you’re doing, bakataal. I always knew the game was in your DNA. How’s it feel to be doing it?”

(日本語訳:「最近の君の活躍には驚いていないよ。君のDNAには野球が刷り込まれていることを知っているよ。今はどんな気分だい?」)

 って感じでしょうか? 

”I’m still the same person, playing the game I love.”

(日本語訳:「自分は何も変わってないですよ。大好きな野球をやってるだけです」)

 って感じかな。高校時代の恩師には、謙虚なところを見せております!(笑)。もちろん、他の選択肢を選んで会話することもできるんですが、まだ(ゲーム中では)20歳そこそこなので、高校球児気分が抜けきれない、っていう気分で答えてしまいました。

”Keep working hard, bakataal. The best is yet to come! ”

(日本語訳:「その調子でがんばれ! お前のベストはまだまだこれからだからな」

 高校時代の監督が激励の電話をくれるシーンって、なかなかいいな、と思います。こういう演出が要所要所で入るのは、このゲームのナイスなところのひとつです。こういうシーンを見てると、アメリカ社会もけっこう義理人情に厚いっていうか。スポーツの絆は不変というか。

 そして、2022年のレギュラーシーズンの後半戦は、というと…。

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 KATO(ケイトウ)投手の後半戦スタートはセントルイス・カージナルス戦でした。ちなみにマーリンズは前半戦の最後に連勝して、53勝47敗まで成績を上げて、順位も上がっています。

 残念ながら、KATO(ケイトウ)投手は、初回あっさり先制点を奪われますが、自らのバットでもなんとか点を取ろうと、2ベースヒットを放ちます…。

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 が、味方の打線が沈黙し、後半戦に入ってすぐ、とうとう黒星がつきました。

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 これで、KATO(ケイトウ)投手の成績は、6勝1敗。防御率(ERA)は1.92。投球回数は84回1/3、奪三振数は123 です。

 次の登板の、オリオールズ戦では復調し、6回を0点に抑えると、味方打線がその裏に点を挙げて、7勝目を記録。

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 続いて、フィラデルフィア・フィリーズ戦。

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 5回までは1失点で抑えていましたが、メジャーを代表する強打者、ブライス・ハーパー選手に6回、2ランホームランを打たれしまいます。

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 しかも、飛距離は450フィート=137メートルの特大ホームラン。これはもう相手が上手と認めるしかないです…。ハーパー選手、左対左なのに、なんか打ちそう(打たれそう)な空気を漂わせてるんですよね…。ちなみにブライス・ハーパー選手は昨年度版『MLB® The Show™ 19』 (英語版)のパッケージモデルを務めていた選手なんです。それを知ってるから、余計そう感じちゃうのかも…。

 脱線しましたが、この試合は、6回を投げて3失点で、2敗目

※ちなみに、余談ですが、
 1フィート=30.48cm=12インチ。
 1インチ=2.54cm。
だそうです。

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 この試合では、立ち上がりの初回に一発を打たれて、2回~5回は0点に抑え、中盤の6回にまた失点、というパターン。これは去年と同じです。6回くらい投げるとどうしても1回か2回は点を取られる、というパターンになりがちですね。

 もうちょっとスタミナをつけたり、打者を打ち取れる球種を増やせれば、きっと6,7回まで0点で抑えられると思うんですよね。

 その次の登板、アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦は、

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 7回を0点に抑えて、毎回の13三振を奪う好投。しかも打たれたヒットはたった2本。危なげない投球でした。やればできるじゃん!!

 そして、またコーチに言われて、SIM GAMEという実践的な練習では…

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  今度はゴールドメダルを獲得。

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 そして迎えた首位を走るニューヨーク・メッツとの試合では…

 6回まで力投するも、7回に、このゲームのパッケージのキャラクターのバイエズ選手に同点弾を浴びてしまいます。(6回終了時は1-1 の大接戦)

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 やっぱり、パッケージになってる選手は「打つ」って感じがします。

 が、KATO(ケイトウ)投手降板後、7,8回に失点しますが、味方打線が8、9回に得点を挙げて、同点に追いつくものの、惜しくも延長12回で敗れてしまいました(でも、12回裏に2点返す粘りも見せました)。

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 とても惜しい試合でしたが、やはり首位チームの壁は厚かった、という感じでししょうか。でも、かなり見ごたえのある、いい試合でした。

 とはいえ、この試合でメッツ打線をあと1回か2回、0点に抑えて続けていたら… と思わなくはない、シーズン中でもおそらく重要な試合になりそうな予感がする、そんな試合だった気がしました。

 そして、この後、マーリンズは失速し、2位から徐々に後退してしまいます。

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 これは、8月後半の段階での数字になりますが、マーリンズの弱点は、得点力の低さです。1試合当たりの得点力は、3.93点でMLBで25位。打率は.258 でMLB20位。長打率は.407 でMLB24位。ホームラン数に至っては、143本でMLB27位の低さです。盗塁数こそ82個で、これはMLB15位ですが、それでもけっして上位ではありません。

 それを考えると、とにかくピッチャーががんばるしかない! さらに言うと、自分が打席で打つしかない! っていう感じの試合展開が多いのです。が、ある意味では、プロ野球というよりも少年野球や草野球をしてる感覚に近いかもしれません。自分のバットでようやく得点を上げたり、チャンスを作るっていう試合も少なからずあって、それはそれで”野球をしてる!”って感覚があります。

 まさに、8月下旬のピッツバーグ戦はまさにそんな試合でした。

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 2回、自らのバットで打点をあげて、その1点を5回までノーヒットに抑える力投で、守ります。

 その後も自らヒットを打ちますが、打線がつながらず、1-0のまま。6回についにピッツバーグ打線に初ヒットを打たれますが、無失点1安打で交代します。

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 なんと、自分が降板したあと、7回裏に珍しく一挙8点も取りますが、それは次の登板の時にとっておいてくれ! っていう感じですね…。

 でも、この試合でKATO(ケイトウ)投手は、今季10勝目を挙げました! シーズン二桁勝利をあげたわけです。なんと、メジャーリーグで10勝投手の仲間入りを果します。(とはいえ、そのうちの4勝は、リリーフで上げたものなので、ちょっと微妙といえば微妙ですが…)

 KATO(ケイトウ)投手のこの時点での成績は、10勝2敗、防御率は1.68128回1/3を投げて、196奪三振。自責点は24点、という成績です。

続く

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