【TOKYO 2020】東京オリンピック、1964と2020を比べてみた!!

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東京五輪 2020と1964を比較してみたら…

2020年 東京オリンピック 1964年 東京オリンピック
何回目?第18回第32回
名称東京2020オリンピック競技大会
「TOKYO 2020」
1964年東京オリンピック
「TOKYO 1964」
参加国・地域数205 並びに難民選手団 93
競技種目数33競技339種目1エキシビション 20競技163種目
開催期間2021年7月21日~8月8日
/19日間
1964年10月10日~10月24日
/15日間
開会式2021年7月23日1964年10月10日
日本のメダル獲得数金27 銀14 銅17
/計58
金16 銀5 銅8
/計29
全メダル数金340、銀338、銅402
/計1080
金163、銀167、銅174
/計504
日本選手団582人(男子306人・女子277人) 355人(男子294人・女子61人)
全選手数11092人5152人
前後の夏季五輪
開催地
2016年 リオ
2024年 パリ
1960年 ローマ
1968年 メキシコシティ
メダル獲得数
上位国
①アメリカ 金39 銀41 銅33
/計113
②中国   金38 銀32 銅18
/計88
③日本
①アメリカ 金36 銀26 銅28
/計90
②ソ連   金30 銀31 銅35
/計96
③日本
開会宣言今上天皇昭和天皇
選手宣誓山縣亮太、石川佳純小野喬
最終聖火ランナー大坂なおみ 坂井義則
主会場オリンピックスタジアム
(国立競技場)
国立競技場
競技実施地域東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、茨城県、静岡県、福島県、宮城県、北海道
/計9都道府県
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、長野県
/計5都道府県
公式標語「United by Emotion」(感動で私たちは一つになる)「世界は一つ東京オリンピック」

 こうしてみると、参加した国と地域の数は、93から205と2倍以上に増え、種目数も163から339と2倍以上に。参加した選手の数も5152人から11092人に、総メダル数も504から1080とやばり2倍強に増えていることがわかる。1964年よりも規模的に2倍強になっていることがよくわかる。

 そうしてみると、日本選手が獲得したメダルの総数が29から58とぴったり2倍になっていることも、ある意味では納得する数字だ。

じつは共通点もいろいろ!!

 1964年の東京オリンピック(東京五輪)は、元々は1940年に東京府東京市(現東京23区)にて開催されることが決まっていたが、開催を返上したため、アジア初のオリンピックはその後24年も開催が遅れることとなった。

 1964年の東京五輪での日本のメダル獲得数は、金16個、銀5個、銅8個で、合計29個。金メダルの数は、1位アメリカ、2位ソ連について第3位だった(メダル合計数では、50個を獲得した東西統一ドイツが上回る)。今回のTOKYO 2020でも、日本のメダル獲得数は、金27 個、銀14個、銅17個で合計58個。金メダルの数は、1964年の東京五輪と同じく3位だった(メダル合計数では、イギリス65個、ROC71個が上回る)。というように、開催国ならでは、なのか、金メダルがもっとも多く、だが合計のメダル数では

 じつは、1964年の東京五輪でも、オリンピック開催直前までオリンピック開催に対する国民感情は芳しくなく、「オリンピックには大変な費用がかかるので、いろいろな点で国民に負担をかけ、犠牲を払わせている」、「オリンピック準備のために一般市民のかんじんなことがお留守になっている」、「オリンピックに多くの費用をかけるぐらいなら、今の日本でしなければいけないことはたくさんあるはずだ」、「オリンピックは結構だが、わたしには別になんの関係もない」など、否定的な意見が多く、市民感情としては歓迎されているものではなかった。が、 オリンピックが始まると、男子体操では視聴率が80%、女子バレーボールは85%に達するなど、大いに盛り上がり、大会直後の調査では「オリンピックは日本にプラスだったか」の問いに、89.8%が「プラスだったと思う」と答えている。

 今回のTOKYO 2020も、開会式までは盛り上がらず、実際に始まってみると、日本選手団の活躍により、1964年と同様に"始まってみた盛り上がった”大会となった、と言えそうだ。

1964、2020の五輪で初めて導入されたもの

 なお、1964年の五輪では、競技種目のピクトグラムが初めて採用された。外国語でのやり取りができない人が多い、日本での開催ということで、開発されたものだが、それ以降の大会でも定着した。

 また、1964年の五輪の閉会式では、誘導のトラブルにより、それ以前の慣例と違い国別の整然とした行進にならなかったが、それがかえって各国の選手が入り混じり、腕や肩を組み合って入場するような様子が見られた。が、やはり、その後のオリンピックでは、この東京方式が採用されるようになったとのこと。

 さらに、同じ年でパラリンピックが開催されたのも、1964年の東京五輪が初だった。

 アジア、また、西洋以外の国家での初の開催となった東京でのオリンピックは、日本の復興を象徴するものであると同時に、世界的にもそれ以降の大会に大きな影響を与えたものでもあったのだ。

 今回のTOKYO 2020での開会式では、参加国がアルファベット順ではく、五十音順での入場だったが、過去に日本で開催されたオリンピックはいずれもアルファベット順での入場となっていたため、五十音順で入場する初のオリンピックとなった。