【黒猫と見る海外ドラマ】『The BOYS』

黒猫と見る海外ドラマ

高校3年生の時、初めてできた彼氏が言った。

「男はみんな、校長先生だって総理大臣だってオナ●ーする」

どんなシチュエーションでそんな話になったかは、ご想像にお任せするけど。

え、そうなの?

じゃあ、スーパーヒーローもするのかな😜

ねえ、マントの影に隠れてするの?

答えはイエス!!!💞

本日ご紹介したい問題作『The BOYS』

200人のスーパーヒーローが所属する企業ヴォートインターナショナルで、タレントのようにヒーロー活動を管理され、担当広報のプランニングで華々しい活躍をメディアに披露し、名声をほしいままに、腐敗していくスーパーヒーロー達。

ある男性スーパーヒーローが新人女性ヒーローに言う。

「君は魅力的だ、ちょっと咥えてくれりゃあいい」(にこっ)

要は、性表現という線路の上を走る列車がこの作品だと、観る前に覚悟しておいてほしい。

血や内臓が飛び散る作品は、近年では激しさもリアルさも増すばかりだけど、スーパーヒーローは性に関して逸脱の仕方もなかなかに「スーパー」だ。

さて、ここまでで「つかみはオッケー!」って人は、急ぎ見はじめてほしい。

Amazonプライム・ビデオでシーズン1の公開が2019年7月。

シーズン2の公開は2020年の9月。公開されて話題が急上昇しているところに、シーズン3の先取り情報という燃料投下で、今ホットな海外ドラマの一つと言える。シーズン1、2ともにそれぞれ全8話なので、急げばすぐ週末には話題に追いつけるはず。

さて、更なる深みが知りたいそこのあなた。

まだこの続きを読んでくれてありがとう。😍

この物語は、白い液体だけではなく(←実際にはとびちりません。比喩ね)赤い液体も内臓も飛び散るので、色んな意味で眼を背けたくなる。なのに一気に観てしまうのは

スーパーヒーロー達を敵に回して戦うのが、私たちのような普通の人間だからかもしれない。

本当はさ、👊スーパーヒーローになりたいよね。スーパーパワー欲しいじゃん。

きっと誰もが一度は憧れると思うけど、BUMP OF CHICKENも歌っている🎤

「🎼飛べない君は歩いて行こう」って。(引用 BUMP OF CHICKEN「Stage of the ground」)

スーパーヒーロVS普通の人間。

それは多分、ドラゴンVSありんこ。

あーりんこ!!🐜🐜🐜

命がいくつあっても足りんわ。😱

だったらそもそも挑もうなんて思わない。

それが、挑まずにはいられない事件がまず第一話の最初10分以内に起きるんだから、まあ安心して見始めたちゃってよ。

私はそこで観るのを止められなくなった。転がり出すの。言いたい。言っちゃいたい!!ああ!!

そして少しずつ変わっていく!(バーン!💣💥

ビジネスとしてやってるスーパーヒーロー側も一枚岩ではなくて。

立ち向かう人間側も一枚岩ではない。

単純な血みどろ復讐劇が、恋に、因縁に、びっくりの連続に。少しの複雑さがバターのようにとろけだす。

そしてやがて気付く。

『The BOYS』とつけられたタイトルの意味。 

その上で役目を識る女たちの強さ。

さあ、更に読む時間ある人は寄ってらっしゃい見てらっっしゃい!

ブッチャー役カール・アーバンのヤバいくらい凶悪そうな顔!

しかしヒゲがかっこいい!!💘カール・アーバンはヒゲしか要らんな。

軟弱ボーイのヒューイは何と、メグ・ライアンの息子なのよ😳

デビュー作がハンガーゲームのチョイ役だったという事で見返して観た。

あと、海外ドラマ好きのチョイネタとしては、スーパーヒーローの中に魚と話せる「ディープ」ってエラ男がいるんだけど、「ゴシップガール」のネイト・アーチボルトと同一人物なので、その辺ニヤリとしながら見るのもいいかも。

ちょっと近いうちにネタバレ編も書くから。それまでに観ておいて。