【NEWS】ミステリー案内シリーズ第2弾『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』がついに発売‼ 前日夜のカウントダウン放送でスペシャルゲストも‼

2020-12-26NEWS,インディーゲーム,ゲームレジェンド,家庭用ゲーム

 12月24日、名前入りカセット以外にも、多岐にわたるさまざまなヘンなものを蒐集する点では追随を許さない関純治氏社長が代表を務める、ハッピーミール株式会社の最新作『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』(Nintendo Switch)がついに発売! その発売を祝って、前日の夜にはカウントダウン放送と銘打ち、『新ゲーム定食(餃子付)持ち帰り8%「とても面白い放送ですね」vol.13』が放送された。今回はあの「れいじ」も最初から出演! 

ニコ生『新ゲーム定食(餃子付)』ではいろんな情報が‼

 21時すぎに始まったニコニコ生放送の番組中では、いつものやりとりのあと、病床に付されていて、少し前に退院をされた同ゲームのキャラクターデザインを担当したイラストレーターでマンガ家の荒井清和先生もサプライズ出演! 

荒井先生は、最初なぜか画面が横向きのまま出演!(笑)

 入院中には、規則正しい食生活のためか、体重が10キロも減ったことを告白。さすにが体重が10キロも減ったのは人生初とのこと。また、普通に生活していた30分後に気づいたら車イスに乗る練習をしましょうって言われたという衝撃的なエピソードや、入院直後にたまたまラッキーな形で関社長が荒井先生に会うことができたという話、じつは荒井先生はネガティブにならないようにツイートをしていた、というようなエピソードも…。そんな、荒井先生に、多くの視聴者が「おかえりなさい」とのコメントで歓迎していた。

 また前回の放送で登場したゲーム会社SHINYUDEN 代表のルイス・ガルシア氏も途中から出演。荒井清和先生のイラストは、スペインでもゲームファンには有名という話や、ファミ通も結構知られている…というようなやりとりも。

 その後、関氏の計らいで、じつは『凍える銀鈴花』と同じく、12月24日に発売される、SHINYUDENの新作ゲーム『キセツのキツネ』の紹介も! 一方、ルイス氏は前作『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』や『協撃カルテットファイターズ』のパッケージ版を購入したことを明かした。

 また、荒井先生がキャラクターデザインを務めた『ダービースタリオン』の話なども…。バカタール加藤氏は「荒井清和先生の絵のすごさに最近やっと気がついた」と告白していた。

 そして、2時間ほど経過した段階で…ようやく『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』最新情報コーナーに!! 荒井先生がキャラクターについての解説も行ったり、関氏がこぼれ話を披露した。

荒井先生から『秋田・男鹿ミステリー案内』(秘)情報も‼

 …ということで、キャラクター二人についての新情報を下記にまとめておこう。

・ケン
 髪型が前作と多少違う。荒井先生曰く「髪の上の方がウェーブがかかった」とのこと。また、髪型が向きによって変わるという仕様については、じつは、荒井先生は『あしたのジョー』の影響かなり受けている、という話も。また、荒井先生は、19歳の頃高橋よしひろ先生のアシスタントをしていて、20歳ごろの作品は高橋よしひろ先生にそっくりだった、というエピソードも…。

・りん
 女性キャラクターは、思い切って変えよう、ということで、関氏の要望でショートカットにしてほしい、というところから始まったそう。ただ、どこまでショートにするか? については、何パターンものりんが試作として、存在していたらしい。また、前髪はぱっつん、という要望もあったそうだ。が、関氏いわく、「芸能人で言うと誰風」という指示をしてしまうと、荒井先生は才能がありすぎて(笑)、どうしても似てしまう! という苦労もあったとか。むしろ、そこから、特定の芸能人から離れるように、似ていないように、絵を修正していく、という作業もあったらしい。が、関氏は「れいじがそっくりなのは問題ない」という発言も…。

番組中、ゲーム開発者どうしの内輪なやりとりも…

 また、番組後半には、もともと8ビット&16ビットゲームが大好きなルイス氏が『凍える銀鈴花』のヨーロッパ版は出さないのか? と突っ込む一幕があったり。ルイス氏いわく、スペイン語版の翻訳はタダでやってもいい、なんて話も…。

 そして、その後バカタール加藤氏とルイス氏が退出すると、ついに本来の企画意図である「みんなカウントダウン」へと徐々に移行。関氏が前倒して、ユーザーのみなさんの参加を呼びかけ、23時30分あたりから、カウントダウンを見守ってきた『ミステリー案内』シリーズのファンたちがひとり、ふたりと増えていく…。

「みんなでカウントダウン」はなかなかシュールなイベント‼

 24日の午前0時が刻々と近づいていく。すると、案内してあったZOOMに一緒にカウントダウンを迎えたい! というファンの方たちが一人、二人と増えていく様は、なかなか不思議な光景で、ニコニコ生放送ならでは、という感じも…。

そしてついにその瞬間が‼

 「パチ屋の開店前のようですww!」なんてコメントも。

 見ている人も、映っている人も、みんなダウンロードを待機中。そして、電子時計を持つ人が画面に表示し、誰からともなく10秒前から秒読みが始まる…。10、9、8、7… というみんなの声が響くさまは、何気にシュール。

 そしてついに3、2、1、ゼロ‼ 午前0時を迎えます‼

  パチパチパチ…‼ と拍手をしたもの、じつはぴったりにダウンロードが可能になるわけではなく、ここからまたもや、各自がそれぞれに自分のNintendo Switchに映るNintendo e-Shopの画面とにらめっこ。

 そして、ついに‼ 実際にダウンロード開始‼

 午前0時を過ぎること、数十秒後には、ダウンロードが始まった模様…。

 そこからは、続々と購入者が現れていく。そして一通り、ダウンロードが進み、ひと段落したところで…。

 関氏の手元には…。

Nintendo Switch&凍える銀鈴花仕様の、お祝いケーキが‼

 手作り感満載のケーキが‼

 …というように、深夜0時を迎えて、無事に『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』が発売されるところをみなが見届ける「みんなでカウントダウン」がメインのイベントは、無事に達成。

 その後、オンラインゲームではないので、各自が自分のソフトをプレイし始めていくという様子は、不思議な高揚感と、同時に各自勝手にやってます感がまじりあった、謎めいた雰囲気に包まれていた。

 一方、ニコニコ生放送らしい、ユーザーが一緒にダウンロードゲームの発売を迎えて、ダウンロードをして、プレイをし始めるさまは、ゲームファンがゲームを楽しむスタイトルとして、なかなかユニークな一形態だった!) 応援上映ではないけれど、スタンドアロンのゲームを、ゆるくみまもり&プレイというスタイルのは、ゲームの応援スタイルとして、微妙に流行るかもしれない。そんな気もした。

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