ふくふく島の四季折々 177「スペシャルな土曜日」

2021-02-242021-02-27どうぶつの森日記

勝負の土曜がやってきた。

だが、そもそもであるのだが・・・・。

土日が、スペシャルではなくなったのは幾つぐらいからだろうか？

子供が小さい頃は「パパッ、パパッ」と頼ってくれていた時期は、週末は特別であった。

だが、いつの頃からか、子供たちは、ワタクシを相手にしてくれなくなり、そもそも、妻は、もう何十年も、人として見てくれなくなっており・・・・。

それにもめげず、自分で楽しい時間を週末に作っていたりしたのだが・・・・。

まあ、いろいろあって、週末に意味を見いだせなくなっている、悲しい孤独の中年。

そんな日常に価値を見い出せないオトコだったのだが、この週末だけは、違うのだっ。

だって、森でカブを高く売り、ベルを稼ぐという大きなミッションがあるのだ。

自宅のローンも残っているし、ベルは、必要不可欠になっている。

ちなみにであるが、リアルでも住宅ローンは残っているのだ。

返済は、定年間際。

まさしく、働く＝ローンの旅である。

・・・・・・。

なんだか、無性に悲しくなってきた。

ここで、戻ろうではないかっ。

森の土曜日、午前中のカブ価は・・・・・？

なんと、４５ベル。

・・・・。

なんたることやねん。

購入価格の約半分の価格。

まあ、ワタクシの人生こんなものです。

諦めていた心を、午後の売価は温めなおしてくれたのだ。

なんと、１３６ベルであったのだ。

まあ、分かる。

みなさまにとっては、大したことないカブ価であろう。

だが、ワタクシにとっては、損しなかったら、勝ちなのだ。

最後に救われた気がして、カブを売却したのだ。

ふ～っう、スリリングな一週間が終わった。

もう少し、穏やかな一週間が、望ましいのだが・・・・・。

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