ふくふく島の四季折々 181「その存在、話」

2021-03-10どうぶつの森日記

その存在は、知っていたのだが、ふくふく島にやってくることは、未だなかったのだ。

その条件が気になるものの、自分から調べることは、なかったのだ。

なんだろうね。

上手く書けないけれど、どうぶつの森に「攻略」という言葉は似合わない。

あくまで、自分は、なのだが。

日々、過ごしている日常に、そっと寄り添ってくれるのが『どうぶつの森』というゲームな気がするんだよね。

毎日の繰り返しのなかで、そんなに派手な出来事なんて起こるわけもない。

同じようなことを繰り返し、あっという間に時間が過ぎていく。

ふと、気がつくと、そんな普通な暮らしが、じっは、幸せな時間なんじゃないかな、と気が付いてきたのだ。

小さい頃から、なんの変化もない日常が、大嫌いだった。

父親に反発したことも、大きいとは思うのだが、なんの起伏もなく、過ごす毎日が、とても退屈に思えていた。

そんな日常が嫌で、自分が楽しいと思えることを見つけて、仕事にして、恋愛して、結婚して、仲間がいて。

そして、父親という立場になって。

なんてことのない、普通の暮らし。

でも、ふと、気が付いたのだ。

お金でもなく、立場でもなく、普通に暮らせることが、何より幸せなんじゃないかと。

目の前にあるから、なかなか気が付かないんだけど。

家族が健康で、ときに笑って、ときに険悪になって、一緒に時間を過ごしていくことは、何にも代えがたいことじゃないかな、って、やっと理解できたのだ。

まあ、これは、年齢を重ねたことも大きいと思うのだが。

そう考えると、年をとるのも悪くないよね。

・・・・・・。

あ、あれ、「その存在」から、だいぶ離れちまった。

次回は、「その存在」について書きます(汗)

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