【発見!!】実家の掃除をしていたら、数十年ぶりに子供の頃宝物を入れていた箱を発見!! 恐る恐る中を開けて見たら…⁉
最近、時間がある時に実家の荷物の整理や掃除をしています。
まだ手を付けてなかった場所に、台所の裏口を出たところの”半屋外”的な小屋っぽいスペース(お風呂を沸かすための風呂釜が設置されている場所)があるのですが、その奥に、なぜか古いサイドボードのような、収納棚のようなものがありました(昔はなかった)。
実家のいくつかの部屋にはそれぞれ石油ヒーターがあるので、この季節はヒーターに灯油を入れる作業も、だいたいここで行っています。灯油を補給する作業中、ふと、その古いサイドボート的なものが目に入ったので、おそるおそる中を覗いてみたら、自分が子供の頃に大事にしていた「小さな箱」が出てきました。
子供の頃大事にしていた寄木細工の秘密の箱!!
箱根の伝統工芸品で有名な、”寄木細工”でできた木の箱です。からくり仕様で、少しずつ各所の板をずらしていくと開くことができる、いわゆる「秘密箱」というやつです。残念ながら、すでに破損していたので、「からくり」的なパズルを楽しむことはできなかったのですが、その「からくり」仕様があるので、自分が大事にしていたものを入れていた、つまり子供の頃の「宝の箱」だった! という記憶がよみがえってきました。
「まだあったのか!?」
同時に「父が捨てずにとって置いておいてくれたのか…」と。
もちろん、すぐに中身が気になり出しました。小学生の頃の自分がとても大事にしていた記憶もよみがえってきたので、もしまだ中身が残っていれば… とても懐かしいものが出てくるはずです。
でも、埃まみれだったので、まずは箱の汚れをふき取り、きれいにしました。
もったいぶらずに書くと、中身は、あっさり取り出すことができました。しかも、思いのほかキレイなまま残っていました。何が入っていたのか、その中身を紹介します!
壊れかけた寄木細工の箱の中身は…!?
あれ、これは小学生の頃のものではないな…。早慶アメリカンフットボール対抗戦の試合のチケットでした。これは高校生くらいの時かな。「55.5.13」という日付らしき数字をみると、昭和55年でしょうか。すると、西暦1980年です。5月ということは自分はまだ15歳ですね…。その頃もまだこの箱を使っていたんですね。あるいは、思い出したようにチケットをたまたましまったのか。きっとこれが最後にしまったものだったんでしょう。
自分はアメリカンフットボールも大好きで、じつはアメフトやりたかったんですよね…。また「月刊タッチダウン」も毎号買っていた時期がありました。ちょうどその頃ですね。それから、中学生の時の親友のT君が早稲田高等学院に進学して、「アメフト部」に入ったんで、それを観に行ったんじゃないかな? という記憶が少しよみがえってきました(そういえば、親友のT君と自分は同じ都立高校を受験したんだけど、彼は早大学院に進んだのでした…)。T君、元気かな…。もう何十年も会ってないけど。
次に出てきたのも、なんとアメリカンフットボールのチケットでした。ミラージュボウル!! ノートルダム大学 対 マイアミ大学 の試合の観戦チケットです。調べてみたら、1979年らしい。11月なので、やはり15歳の時だったのかな…。これはまったく記憶になかった。
ようやく出てきたプロ野球の試合観戦チケット!!
次に出てきたのは…
1977年の日本ハム 対 阪急 の試合のチケットです。もちろん、まだ後楽園球場です。
これは、おそらく自分が大ファンだった高橋一三投手がジャイアンツから日本ハムに移籍したあとの時期なので、高橋一三投手目当てで見に行ったのに違いないです。この頃だと思うのですが、日本ハムのファンクラブにも入っていたころがあるくらいなので(中学生のくせに、髙橋一三投手の後援会にはもちろん入っていました!)。w
またまた出てきたのは、やはり1977年のチケット(BOX SEAT)でした。父が仕事関係でもらってきたものでしょうか。
ついに出てきた小学生の頃に観に行った巨人戦チケットは王選手のデザイン!!
続々とプロ野球のチケットが出てきました。
1975年のチケット
まだ「大洋」ですね。
イースタンリーグ、八王子市営球場のチケットもありました!
1976年のチケット
1977年のチケット
1981年のチケット
西武戦のチケットも。これは全く記憶にないのですが、高校生の時(1981年)だから、野球部のメンバーと見に行ったりしたのかな。
スポーツ以外のチケットも!!
古代エジプト展のチケット。「古代エジプト展」、父に連れられて、行った記憶があります。昭和53年、1978年のようです。まだ13歳、中学生の頃か。
「インカ帝国・三千年展」にも行ってました。ミイラを見た記憶もなんとなくあります。自分が古代文明とか好きなのも、今思うと、父の影響も大いにあったんですね。(そういえば、妹は歴史が専門だったんじゃなかったっけ。それも父の影響なのかな、今思ったけど)
なんだか、タイムカプセルのような状況になってきました。
じつは、この秘密箱には、さらに小さい引き出しがありました。
この、さらに小さい引き出しの中こそ、”真の宝物" を大事にしまっておいた場所のはず!!
早速取り出してみます。
小学生の時の”真の宝物”はこれだった!!
1976年のプロ野球オールスター戦のチケットでした!! 第2戦、後楽園球場です。このころは3戦まであったんですよね。夏のはずだから、まだ11歳ですね。野球好きの小学生にしたら、これは宝物だったでしょうね…。
そして、さらにもう1枚ありました!!
1974年、日米野球大会 ニューヨークメッツ 対 巨人 の試合のチケット!! これは本当によく覚えています。自分は10歳でした。
なぜよく覚えているかというと、この年、1974年の10月14日にあのミスタージャイアンツ、いやミスタープロ野球、長嶋茂雄選手が引退したから、です。10月14日に引退したのに、そのあとに来日したメッツとジャイアンツの試合には、ミスターが選手として出場したんです。最後の背番号「3」は、メッツとの試合だったんです。
それで、自分は、メッツ戦の直前に父にカメラを買ってもらい、ミスターこと長嶋茂雄選手の写真を観客席から撮りました。今と違って、フィルムだったから、枚数がごくごく限られているので、狙いに狙って、背番号「3」の写真を撮った気がします。もちろんメッツの選手も。トム・シーバー投手もたしか投げていたように思います。少なくとも1枚はトム・シーバーを撮ったはずです。自分が大好きな髙橋一三投手も出場してたと思うので、とにかく、今思い出しても、すごい豪華な試合でした。
少なくとも、当時の自分にとっては、夢の夢のまた夢っていう状況でした。そこにいられただけで、すごいことだったはず、です。子供ながら興奮していたのを覚えています。
その時のチケットが、40年以上経って出てくるなんて…。やっぱり、オリジナルのデザインの紙のチケットっていいな、と思ってしまいます。味があるデザインです。もちろん、イラストの41版の投手が、メジャー通算300勝以上のトム・シーバー投手です。まさにその試合の、そのチームの「顔」っていう選手が描かれているっていう文化は、わかりやすくて、いいですね。
って、自分以外の人には全然伝わらないかもしれないのですが、思わず書いてしまいました。
そして、野球が好きになったばかりの小学生の自分に、父が当時の最高のレベルの野球をちゃんと見せてくれてたんだな、ということも改めて感じます。
と同時に、自分が行きたいもの(古代エジプト展とか)にも連れて行ってくれたことも、今思えばとてもありがたいことだったんだなあ、と感じます。
一応、結輪としては、小学生だった自分の宝物は、プロ野球の「オールスターゲームのチケット」と、日米野球「ニューヨークメッツ対読売ジャイアンツのチケット」でした!!
っていうか、完全に個人的な思い出話になり、失礼しました~!!
ゲーム好き、野球好き、ロック好き、餃子とビールとカレーも好き、ハナペンマンです。
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