【要注意!!】今度はYahoo!JAPANを語る怪しいメールが到着!! 意味不明なこと言ってますが、対処方法を紹介!! フィッシングメールまとめも!!

2022-06-03NEWS,PC,PC&ネットトラブル

 当サイトでは、過去に怪しいメール、いわゆるフィッシングメール、詐欺メールなどを紹介してきました。

 数日前に、新たに" Yahoo! JAPAN “の名を語る、怪しいメールが届きました。

 差出人は “Yahoo! JAPAN Member" となっており、なんでメンバーなの? っていう怪しさ。が、アドレスは admin@yahoo.co.jp と表示されているので、こちらはそれっぽいです。

 件名は「Yahoo! JAPAN – ID登録確認」となっており、こちらもそれっぽいです。

 メールの内容は、以下の通りです。

メールの内容(全文)はこちら

 念のため、文字に起こしておきます。

Yahoo! JAPANをご利用いただき誠にありがとうございます

申し訳ありませんが、お知らせします。
お客様のアカウントをアップグレードすると、アカウント情報が失われていることがわかりました。

できるだけ早くYahoo JAPANの公式サイトにログインして、あなたの情報を確認してください。
ご不便をおかけして申し訳ございません。
下のリンクをクリックして、公式サイトにアクセスします。

https://login.yahoo.co.jp/config/login/

請求書の住所が変更されたのかもしれません。
他の人があなたの情報を悪用した可能性もあります。
【注意】
もし私たちがずっとあなたの情報を受け取っていなかったら
あなたの口座は失効する可能性があります。

□発行:ヤフー株式会社
□発行日:2022年05月27日
(C) Yahoo Japan

以上が全文です(※文中のURLは文字列と違うURLにリンクされているので、あえてリンクは外しています)。

怪しいポイントがわかりやすい!

 唐突に「申し訳ありませんが、お知らせします」とか、「お客様のアカウントをアップグレードすると」とか(なんでお前が勝手にアップグレードするの? 意味が分からん)、「もし私たちがずっとあなたの情報を受け取っていなかったら」とか、いかにも日本語じゃない言語から翻訳したんでしょ? みたいなテイストが感じられて、怪しさ満点です。

 また、なんで "□発行:ヤフー株式会社“ とか、□がついてるんだろう? とか、公式サイトのURLやカスタマーサポートの連絡先とかもないし、もうこの時点でへっぽこなフィッシングの為だけのメールんだろうな、と想像が付きますよね。

念のため、URLを確認してみると…

 ですが、念のため、いつもの通り、文中のURL

" https://login.yahoo.co.jp/config/login/

ここにカーソルを合わせて、右クリックをして、文字列を表示させると(この記事では、わかりやすくするためにコピーして、テキストを貼って、写真に撮っていますが)、

https://account.yaanhnon.club/

と表示されました。

 ドメインは、account.yaanhnon.club というドメインで、まったくもってYahoo! JAPANとは関係なさそうな文字列になっています。

 また、メールのソースを見ると、中国の(.cn)サーバーから送られていることもわかりました。

みなさんもご注意ください。

他にもあるよ!! フィッシングメール、まとめ

 過去にいろいろなフィッシングメールを紹介してきたので、まとめておきます。詳細(→)は、このサイト(ハナペンニュース)内の記事ヘのリンクなので、詳細を知りたい場合は、安心してクリックして記事をご覧ください。

偽メールの種類概要詳細
Amazon Pay 「Amazon Payご請求内容のお知らせ」という件名で「Amazonアカウントが強制停止されている」「クレジットカードで\262622の支払いがある」という連絡。
Amazon アカウント「Amazonアカウントが更新できなかった」「24時間以内にログインして更新しろ」という内容。
Amazon Prime「Amazon Prime会費の支払い方法に問題がある」という連絡。「ロックされているので、支払い方法と住所を入力しろ」という内容。
えきねっと実際にあった「自動退会処理」のメールの振りをしたフィッシングメール。繰り返し何度も送られてくる。
My JCB「JCBカード/重要なお知らせ」として、本人確認したい取引があり、利用を一部制限している、という内容。
Yahoo!JAPAN「アカウント情報が失われている」として情報を更新して、とお願いしてくる。

 Amazonに関しては、上記の3種類以外にも、まだまだ怪しいメールがあります。また、うっかり記事にしてませんでしたが、楽天の名前を語るメールも来ています。個人情報を求めてきたり、入力をさせようとするメールやサイトにはくれぐれもご注意ください。