【独占インタビュー】横スクロールのホラーアクション『RED COLONY』の開発者＆モデルのルーネさんと発売元Shinyuden代表のルイスさんに、根掘り葉掘り話を聞いてみた!!（前編）

2021-01-272021-02-01NEWS,インディーゲーム,オススメ記事,ゲーム会社,家庭用ゲーム

横スクロールのアクション・ホラーゲーム!!

　1月7日、Nintendo Switch用ソフトとして、特徴的なビジュアルと、横スクロールの演出が印象的なアクション・ホラーゲーム『RED COLONY』が発売された。(北米・欧州版は1月18日発売)

　発売元は秋葉原にあるスペイン人のルイス・ガルシア氏が代表を務める、ゲームパブリッシャーのShinyuden。ルイス氏は、日本のゲーム業界きっての高身長社長だろう（190cm以上あるらしい）。

　そして、実際にこの作品を開発したのは、スウェーデン人のルーネ・下辻・ストーム氏（Runic Codes 代表）。ルーネ氏は、以前このハナペンニュースでも紹介したことがある、CMモデルや俳優としても活動をしている、イケメンクリエイターだ。

・【NEWS】世界一イケメンなゲームクリエイターがここ日本で発見された!!　…のでぜひ紹介したい!!　
https://hanapen.news/2020/10/29/ikemen-creator/

　こちら（↑）の記事でもゲーム内容について紹介しているが、まずは『RED COLONY』について改めて紹介しておこう。

日本のアニメに影響を受けた？ 2Dホラー『RED COLONY』とは？

　ゲームの主人公はマリアという36歳の女性。”レッドコロニー”という人類のシェルターとして作られた植民地で、マリアはその研究所の責任者で、ディアナという娘を持つ母でもある。だが、そこで事故が起き、ウイルスがばらまかれ、コロニーの住人たちがゾンビ化してしまう事態が発生。マリアは、娘ディアナを助けるため、自宅へと戻るが、そこで待ち受けていたのは…⁉　というところから、ゲームが始まる。

　自宅の中ではすでに異変が起きており、ゾンビたちが襲ってくる。また、マリアはゾンビを倒し、さまざまな謎を解き、娘ディアナを助けなくてはならない。が、ゾンビに襲われると、マリアの服が破れたり、それ以外にもさまざまなショッキングな出来事がマリアに振りかかってくる。

　ゲームシステムは、基本的には２Dの横スクロール・アクションゲームで、操作はあまり難しくない。銃などの武器を使ったり、入手したアイテムや暗号などの情報を活用し、ゾンビを倒したり、逃れたりしつつ、探索をしつつ、謎を解いていく。

　ゲームを進めていくと、コロニー市長でもあるマリアの夫ジェイムズや、ベビーシッターのエミリー、マリアの親友ジル、さらには研究者ドクターJなどをめぐり、さまざまな事実が明らかになっていく。極限状況に置かれた人たちの真実の姿や、レッドコロニーとは何か、何が起きていたのか、衝撃の展開が待っている…。

既婚・子持ちのセクシーなキャリアウーマンが主人公！（キャラクター紹介）

マリア（主人公）

このゲームの主人公（プレイヤー・キャラクター）。コロニー研究所の最高責任者で、コロニー市長のジェイムズの妻。幼い子、ディアナの母親でもあるセクシーな女性。友人のジルの家でお酒を飲んだり、楽しい時間を過ごしたりすることも多い。36歳。

ジル（マリアの友人）

マリアの親友。じつは、密かにマリアに思いを寄せている。誰も知らない秘密だが、コロニー設立100周年記念日に告白しようと決心している。一方、それが無理な愛だという覚悟もしている。

エミリー（ベビーシッター）

ベビーシッターでマリアの娘・ディアナの面倒も見ている。が、じつはマリアを追い出してジェイムズと新しい家庭を築くことを企んでる。

ジェイムズ（マリアの夫）

コロニーの市長で、マリアの夫。ディアナの父親。ベビーシッターのエミリーとは浮気関係にある。ドクターJと何らかの研究を秘密裏に進めている（らしい）。

ゲーム画面を見ながらゲーム内容も紹介！

　主人公のマリア。マリアの絵もルーネ氏が自分で描いているそうだ。

　親友のジルとのやりとり。画面のメッセージは、英語がデフォルトになっているが、すぐに日本語が選べるようになるから、安心して！

　ゾンビを銃で打ち抜くと、血が飛び散る。壁にも大量の血液が…。

　ゾンビからうまく逃れるための、2D画面らしいギミックもあったり…。

　ゾンビにつかまれて逃げると服が破れてしまったり…。マリアの服のダメージは、リアルタイムでグラフィックに反映される（ある意味、お楽しみ要素でもある…のかな）。

　アイテム管理およびステータス画面。アイテムの情報やマリアの状態もここで確認できる。

　ゾンビが相手とはいえ、なかなエグイ撃ち方ができます。

　また、大人の世界のどろどろとした人間模様や、極限状態で追い詰められた人間模様なども描かれていく…。かなり踏み込んだ内容と言えそうだ。

Red Colony – Officilal Trailer （YouTube）

ルーネ・下辻・ストーム氏とガルシア・ルイス氏を直撃!!

　今回お話を伺ったのは、こちらのお二人！　秋葉原にあるShinyuden本社のカフェのようなスペースにて、お話を伺いました。（取材をしたのは、2020年10月です）

ルーネ・下辻・ストームさん（左）

『RED COLONY』のほぼすべてを一人で制作したクリエイター。Rumic Codes 代表。スウェーデン出身で、モデル・俳優としても活動している。じつはマンガも描く。現在は群馬県在住。

ルイス・ガルシアさん（右）

『RED COLONY』Switch版のプロデューサー。秋葉原にあるゲーム・パブリッシャーShinyuden代表。スペイン出身。メディア・作家としても活動するほか、ローカライズ等も手掛ける。

　　それではさっそくお二人に質問をしていきまーす！

日本のアニメ、アートに影響を受けた（ルーネ）

―「RED COLONY」は元々どういうところから、着想を得てるんですか？　　

ルーネ・下辻・ストーム（以下ルーネ）　日本のアニメとアート。アートの学校は、でも日本語ができないと、ちゃんと学べないので、まず日本語の学校に行った。最初に日本を勉強して、それからアニメを勉強したい、と思った。あと、トランスレートの仕事もやりたかった。ゲームの翻訳ですね。

―― ルイスさんがまさにそうですね。

ルイス・ガルシア（以下ルイス）　僕は、最初からそれしかできないと思っていたんで。でも、ルーネはアニメスクールとか、すごい。

ルーネ　でも、日本語は難しくて、無理だった…。

――　でも、今話してますよ(笑)

ルーネ　(笑)　でも、（日本語はやっぱり）難しいね。書くのは無理。

――　書くのはめちゃめちゃ難しいですよね。漢字とかもあるし、種類が多すぎだし。漢字は、日本人でもかなり忘れちゃいます…。

ルーネ　うん。でも、日本語が無理だったから、アニメの学校には（結局）入らなかった。『RED COLONY』は、それでもアニメの勉強したい、と思っていたから、アニメのゲームを作ってしまった。だから、ちょっとアニメっぽい。

―― なるほど。だからキャラクターが日本のアニメっぽい？

ルーネ　そう。そんな感じ。

――　『RED COLONY』のメインビジュアルのポスター風の画像も、アニメっぽいですよね。

ルーネ　そう。

――　ああいうイメージが最初からあったんですか？　ああいう女の人のイメージで、おっぱい大きくて…。

ルーネ　そうだね。

――　あのイメージは、妙に記憶に残りますよね。

ルーネ　それはいいね。

ルイス　そう。あれはゲーム内容もすぐにわかるよね。

――　しかも、ただ胸が大きいというよりも、無茶苦茶気になるくらい、大きいし（笑）。しかも揺れるし。あの絵もルーネさんが自分で描いてるんですか？　

ルーネ　そう。描いてる。

――　とても印象的な絵です。

ルーネ　中古で買った、モデル？（ポーズをとるスケッチ用のフィギュア？）を観て、描いたんだよ。

――　ええ、じゃあ、実物があるの？

ルイス　そう、存在している。

ルーネ　そう。（※ルーネさんがノートパソコンの写真を見せてくれる）

――　この人形（？）を見ながらキャラクターデザインを作ったんだ。なるほど。

ルーネ　このドールが私のモデル。時々、ポーズをチェンジして…。

ルイス　元々この人形のおっぱいがデカかったら、あのキャラになったのかもしれないね。

――　じゃあ、あのキャラクターのおっぱいは、このドールのおっぱいなんだ！

ルーネ・ルイス　あははは（笑）

ルーネ　そう、このモデルのおっぱい。（笑）

――　このドールは何ですか？　サイズってどれくらいですか？

ルーネ　こんな感じ。（※意外に大きくなさそうなジェスチャー、手のひらに載るくらい？）

―― じゃあフィギュアなのかな。このポーズ、セクシーですね。

ルーネ　私がポーズをつけた。いろいろなポーズにして、描いた。そして顔を変えて…。

――　同じモデルだから、（もう一人のキャラクターも）同じ形のおっぱいなんですか？

ルーネ　そうそう。（笑）

ルイス　このゲームがヒットしたら、この人形をオークションに出せばすごい値段がつくかも！

――　でも、「これは絶対売らない」とか言って、値段を吊り上げましょう！

ルイス　だから、このゲームは、この人形を高く売るための企画。（笑）

――　そっちの方がメインってことね。（笑）高く売れたら、次に大作が作れますね！（笑）

（※ここでビールとピザが出てくる。さすが外国人の会社だ！）

一同　かんぱーーい！

ルーネ　日本はどこでもお酒が買えて、いいよね。スペインも？

ルイス　いや、スペインは難しい。

日本ではどこでもお酒が買えるのがいい！

――　やっぱり、IDカードを見せろとか言われるの？

ルイス　めっちゃ「提示してください」って言われるよ。

――　日本は言われないよね。（コンビニでも）自分でピッって押すだけだからね。（笑）

ルーネ　私の家の外に自販機あるよ。

――　ああ。（日本には）ビールの自販機ありますよね。都会では見かけなくなったけど…。

ルーネ　スウェーデンの、私が育った村は、50人～60人しかいない小さい村だったから、酒屋さんに、子供がパパの分だって買いに行っても、本当かどうかばれっちゃう。

――　日本の田舎といっしょだ。ルーネさんは、お酒はあまり飲まないんですか？

ルーネ　今はあまり飲まない。体に気をつけてるから。

――　お酒は強くないんですか？

ルーネ　強い。（笑）

――　だいたい日本人より欧米人の方がお酒強いよね。ところで、ルーネさんは、ふだん自分の家の中でゲーム作ってるんですか？

ルーネ　そうです。群馬ですから安い。2LDKで５万円。

――　2LDKで5万は安いね。

ルイス　その話聞いて思った。自分はなぜここ（秋葉原）に会社開いているのか、って。（笑）

――　みんなで群馬行くか！

ルーネ　群馬は超いい。私の仕事部屋は、私のデスクだけ。でも、いま子供がすごい、ドアを叩いたり、「パパ会いたい」って、泣いたり…。

――　そしたら、入れてあげるの？

ルーネ　そう。そうすると、私の膝に座ってくるので、そしたら休憩。（笑）

――　でも、それは幸せだよね。

ルーネ　そうですよ。

――　そういえば、ルーネさん、いろんなCM出てるんですよね？　ゲームのCMも出てますよね？

ルーネ　ゲームは、『ドラゴンボール』。

ルーネ・下辻・ストームさんのCMモデルの仕事はこちら

ルイス　しかも、沢尻エリカさんともエッチっぽいシーンを演じてるんですけど、僕だったら、絶対自慢すると思う。一生の宝ですよ。

――　あははは。そうだよね、普通は自慢するよね。でも、ルーネさんはそういうことしなそうだよね。スウェーデンの女子はみんなもっと美人なんじゃないの。

ルイス　ルーネさんは免疫がついてるよね。イケメンだから。

――　っていうか、ルイスさんが、沢尻エリカが好みなだけでしょ。

ルイス　そうだね。（笑）

――　彼女はわりとかわいい感じだよね。

ルーネ　（ＣＭ撮影の）そのシーンをやった時に、（沢尻エリカさんの）マネージャーが怖かった。マネージャーは「エリカに話かけちゃだめ」って。

――　ええ、ほんと？

ルーネ　そう。

――　ええ、しゃべっちゃだめなの？

ルーネ　そう。前に外国人モデルがすごいナンパしました。それでエリカの事務所がすごく怒った。それで私はしゃべれない。（笑）　でも、彼女は私に話しかけた。だから、話をした。

ルイス　逆ナンや。逆ナン。

――　ルイスさん、本人でもないのに、喜びすぎだから。（笑）

ルイス　たしかにそうだ！（笑）

――　でも、沢尻エリカとは話してみたいよね。

ルイス　そんな機会があったら、その瞬間だけは大事にします。

――　その言葉はいいね。きれいだね。すばらしい。それはスペイン人の考え方？

ルイス　いや僕だけ。普通のスペイン人だったら、もう彼女にナンパするだろうね。

――　そうだね。ルイスさん、そこはラテン系じゃないよね。

ルイス　ラテン系じゃない。僕は、どこかで間違った。

――　ルイスさんは、むしろ日本人っぽいよね。

ルイス　だから、日本に来ちゃった。僕はね。でも、日本にも完全には溶け込めない。

――　まず、背が高すぎる。（笑）

ルイス　（笑）。だよね。日本では目立ちすぎるね。とにかく、どうすればいいか、戸惑ってるんですよ。

一同　（笑）

ルイス　昔ね、「1リットルの涙」っていうドラマ、15歳の沢尻エリカが出てるんですけど、当時がかわいすぎて、ピュアで、それでファンになったんですよ。しかも、彼女は2年くらいスペインに住んでいたよね。

――　そうだったんですね。なるほど。

ルーネ　（話が変わるけど）私の会社、日本でやりたかった。でも、超難しい。ハンコとか。無理だ。

――　ハンコ持ってるんですか？　

ルーネ　ある。　

――　ハンコはなんて書いてあるの

ルーネ　今覚えていない。でも、超難しかった。

――　会社のハンコもいるよね。

ルーネ　まだない。（日本で）会社を作りたかったので、いろいろな場所に行った。わからないので、妻に聞きました。妻もわからない。難しかったので、それで、（結局）2か月前にスウェーデンで会社を作った。ケイタイで。

――　そんな難しくないよね。日本で会社作るの。僕でもできたもん。

ルイス　たしかに、僕もできた。

――　（ルーネさん以外の）二人とも合同会社。合同会社がいいよ。

スウェーデンではケイタイで5分で会社が作れる！

ルーネ　日本では、妻もわからなかったし、難しいよ。でも、スウェーデンではケイタイで、ピピピピッて5分で終わった。会社作るのは超簡単。だから、菅さん、これからもっとITやるって言ってるのは、いいと思います。

――　スウェーデンではそんなに簡単なんだ！　それに比べたら（日本で会社作るのは）超難しいですね。たしかに…。

ルイス　僕は、日本で10年過ごしてるんだけど、まだまだ歓迎してくれないっていう感じはします。

――　俺は、めっちゃ歓迎してるからね。

ルイス　知ってる。そういう人がいて、ありがたいんですけど、普通の生活で、毎年ビザの更新をするときって、日本は「ああ、外人、母国に帰ってもいいんじゃないですか？」　みたいな感じがちょっとある。

――　ああ、ほんとよくないよね。そこは閉鎖的だよね。日本は。

ルイス　僕は、「ITの技術者」っていう背景がないので、英語の先生だと思われてるんですよ。（笑）

――　スペイン人なのに。（笑）

ルイス　たしかに、日本にはイタイ外国人もいるじゃないですか。そういう日本でロクなことしない外国人と同じに「うんちやろう？」みたいな目で見てほしくはないですよ。真面目に仕事してるんだから。

――　ほんとだね。一人一人違うからね。じゃあ、ルイスさんは、日本の女性をナンパするつもりはなかった？（笑）

ルイス　僕は、ナンパというよりはちゃんとお付き合いしたいですよ。ほんとに。でも、日本では、結婚すると、会社もやりやすい。結婚のビザがあれば、いちばん簡単なんですよ。なんでもできる。どんな仕事もできる。

――　そうか。外国人が日本で仕事をするためには、日本人と結婚するのが一番いい方法なんだ。逆にいうと、結婚しないと仕事がしづらいんですね。

ルーネ　うんうん。

ルイス　僕は、今のところは、資格がある仕事しかできない。友達が、シェフとか、いろいろやったら、けっきょくウーバーイーツが稼げるから、ルイスもやれば？　って。

ルーネ　コロナだから？

ルイス　うん。とくに、こういう忙しい町（秋葉原）ですから。人がめっちゃ住んでいるところは。彼は埼玉の田舎だけど、それでも稼げる。田舎で40万円稼いでいるんなら、秋葉原だったら、下手したら2倍になるかもしれないって。

――　マジで？　じゃあ空いてる時間にやろうか、ってなるね。

ルイス　で、試しに、ウーバーイーツに聞いてみたら、あなたの在留資格で、この仕事はやれません、って。

――　ああ、そうなんだ。英語の先生だから。（笑）

ルイス　そう。ダメだった。でも、こういう仕事やるのに、特別な教育とか資格とか、なくていいんじゃないですか？　って言ったら、だからこそ、この仕事は、学生とか、収入の少ない人のためにあるんですよ、と。お前はお前の資格に沿った仕事をしろって。

――　なるほど。そういうことなんですね。ルイスさんだって、いろいろ大変なのにね…。ところで、ルーネさんは、なんで日本に来ようと思ったんですか？

ルーネ　子供の時から、すごいゲームを遊んだ。4歳から。それでゲームオタクになった。ほんとに。

――　そんなに？

ルーネ　そう、それから、ニンテンドウ64、ドリームキャスト、プレイステーション、全部やった。あと、アニメも好きだった。子供の頃から。銀河、いぬとくま、の古いアニメ。32年くらい前。それはスウェーデンで有名になった。スウェーデンのアクターがボイスをやった。子供はみんな好きになった。その時に、私は、アニメすごい好きになった。それから、『ポケモン』のアニメも見に行った。そして、『セーラームーン』も。そのあと、ちょっとアニメは10年くらい、休憩した。

――　わかります。

『NARUTO』を見てもう１回アニメオタクに…

ルーネ　でも、友達はすごいアニメのオタク。私は「あー、オタク」って彼に言っていた。その友達が「NARUTO、見て！」って。でも、自分はなかなか『NARUTO』を見なかった。でも、1回だけ見た。そしたら、「すごいね、これ！」ってなった。

――　ええ、じゃあ『NARUTO』でアニメに戻ったの？

ルーネ　そう。『NARUTO』がわたしのゲイトウェイになった。そしてアニメのオタクにもう１回なった。

――　（笑）　なるほど。

ルーネ　だから、ずっと日本に来たかった。そして、9年くらい前に、アジアにバックパッキングに行った。そしてお金がなかったけど、日本にも行きたいって思った。２週間だけ日本に来ました。でも、貧乏ですから、東京だけ。でも、すごい、好きだった。東京が。最初の晩に飲み放題に行った。（笑）

――　へえ。飲み放題。（笑）

ルーネ　そして、ラーメンのレストランに行った。ラーメン食べたときに、夜の遅い時間だったけど、テレビで、女の人はビキニで、ストリートファイターをやっていた。

――　えええ、そんな番組があったの？

ルーネ　そして、酔っぱらったあと、ラーメンを食べて、そのテレビを見て、「日本はいいね！　めっちゃおもしろい！」って。

――　ストリートファイターとおっぱいとラーメン。（笑）

ルーネ　すごい、おもしろい（笑）

――　なんか、日本を誤解してるから。（笑）そんな番組、記憶にないなあ。

ルーネ　初めて日本に来ましたから。すごい、これが日本の文化と思った。そして、その2週間のあとで、オーストラリアに行った。農家で働きました。6カ月くらい働いて、お金セイビング。貯めました。そして、日本語の学校に入った。

――　オーストラリアで？

ルーネ　いや、オーストラリアでお金をためて、日本に戻ってきて。

――　それは東京で？

ルーネ　東京。６カ月くらい通った。

ルイス　どこの学校？　名前覚えてる？

ルーネ　タバタ、いや、ニッポリだったかな。

（※ 後編はこちら）

　日暮里あたりからあとの話は、次回にお伝えします。お楽しみに！

（※ 後編はこちら）

（追記）

※ルーネさんがtwitterに、インタビュー中に出てくる、絵のモデルになった人形のことをツイートしていました。参考までに、こちらに貼っておきます。

Bought this doll on a flee market… Most limbs were broken and it was almost impossible to make it stand up for photos… but in the end, it fulfilled its purpose. #howitsmade #indiedev #behindthescenes #gamedev #horror #RedColony pic.twitter.com/wLcQixqwRY
— Rune Shimotsuji Storm (@RuneShiStorm) January 26, 2021

『RED COLONY』商品概要

タイトル 　：RED COLONY
プレイ人数 ：1人
価格　　　: 790円（税込）
CERO　　： D（17才以上)
ジャンル　：アクション/ホラー
対応機種 　：Nintendo Switch™ダウンロード専用ソフト
言語仕様　：日本語、英語、スペイン語、フランス語
発売日　： 2021年1月7日
著作権表記 ： ©Runic Codes Published by SHINYUDEN
公式サイト ：http://www.shinyuden.com/REDCOLONY/