【『MLB® The Show™ 20』 (英語版) 】メジャー挑戦日記その11 1本の電話

2020-05-222020-06-03MLB20 挑戦日記

（※PlayStation®4用ゲームソフト『MLB® The Show™ 20』（英語版）の”ROAD TO THE SHOW”という、アメリカでいち選手になってプロ野球選手の人生を歩んでいくモードを、プレイ日記形式で記しています）

　ダブルA（AA）で先発で起用されるようになった後、数試合が経過して、一発病が出たり、出なかったり、の日々が続いたあと、の話です。

　ここまで 3勝3敗４セーブの成績。

　そのころ、わがチーム RUBBERDUCKSは…というと、37勝31敗、首位のFlying Squirrels とのゲーム差は、1.5で3位。所属するリーグの中では、上位にいました。

　そんな中で迎えた次の登板は…

　スローカーブも決まったり、なかなかのピッチングを見せます。そして、なんと…9回までマウンドを守り続けます。が、9回２アウトで交代に。（要所要所の一球、一打はプロ野球中継みたいに、画面のような投球や打球の軌道が表示されたりする演出もあります。）

　残念ながら、完投はならず。9回2死で交代しますが、逆に言えば、9回2死までピッチングができたことはかなり大きいです。

　とくに8回まではスコアボードに0点を並べ、9回２－１で降板しました。が、（前回と違ってｗ）ストッパーが後続を抑えてくれて、勝ち投手に！！

　振り返ってみると、いちばん厳しいはずの中盤、４～7回の４イニングを無安打に抑えています。8回に1本ヒットを打たれていますが、そこも１本だけで抑えたのが大きいですね。しかも1回から9回まで無四球でした。

　ここまで投げられれば、先発投手として十分合格点がもらえそう。今振り返ってみても、堂々たるピッチングです。

　すると、なんと！！

　そのあと、１本の電話がかかってきました。

　989 AGENT というエージェント会社の　JOHN KENT という男からです。

　エージェントのJOHN KENTは、

Bakataal, this is John Kent of 989 Sports Management. We’re big fans of your potential and we’d like to help you achieve your goals.

（私たちはあなたの可能性の大ファンで、あなたの目標達成のお手伝いをしたいと思っています。←直訳）

　と声をかけてきました。昨日のピッチングを見ていたのか、噂を聞きつけたのか、動きが早いですね。

そしてFORMER COACH（前のコーチ、つまり、高校時代の監督）にも話をしておくよ、みたいな話でした。

翌日、FORMER COACHから電話がかかってきました。

　高校の監督が、JOHNと話をして、989 Sports Management は評判もよくて、JOHNについてもそんなに悪くなさそう…　な話をしてきます（自分の英語力ではあまり自信がないですが、たぶん、そんな感じじゃないかな、と…）。

　なので、その後でかかってきた989 のJOHNの電話に、989 Sports Management にマネージメントを任せる、という返事をしました。

　なんだか、マネージメントメント会社から連絡が来るとか、アメリカで野球してるなあ…って感じがしますよね。それっぽいです！！　テンションが上がります！！　

　そのおかげなのか、その後も、プロの自覚が芽生えてきたのか、先発投手として徐々にペースをつかみ、５，６回を２，３点以内に抑え、何度か勝ち投手に。　

　とくに、この試合では、8回０点、しかも12三振を奪う力投を見せます。これで7勝３敗という成績まで、数字を伸ばしました。ちょっと、自分でも投手として成長してきた気がします。

　しかも、この直近の成績がよかったためか、なんと…！！！

　マイナーリーグ（ダブルA）とはいえ、オールスターゲームのWEST（西軍）に選ばれて、3回に登板します。

　勝ち負けはつきませんが、1イニングを投げて、１安打、２三振。0点に抑えます。

ほんの少し前までは中継ぎでも鳴かず飛ばずだったピッチャーが、まさかのオールスターゲームに登板して、１イニングとはいえ、まずまずのピッチングを披露したわけです。うーん、そうなると、この覚醒を見逃さなかったエージェントは、なかなか見る目があるのかも…。そんな気もしてきます。

　いずれにしても、日本から来た若いピッチャー、KATO（＝ケイトウ）は、少しずつマイナーリーグ（ダブルＡ）のレベルにも慣れてきたようです。

（続く）　

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