【ハナペン野球教室】バッティング理論の入り口は、まずはこの本から!
先日、「ピッチングの正体」という本を紹介しましたが、そのバッティング編である「バッティング正体」という本を紹介。
ピッチング以上に、巷にあふれるほど、●●理論というような打撃理論が多いバッティング。でも、人体のメカニズム的には何が科学的に正しいのか、まずはその観点から、体の動かし方を理解しておく必要があるんじゃないか、と思います。その、大前提をまず理解するために、この本を読んでおくことをおススメします。
「バッティングの正体」(手塚一志 著/ベースボール・マガジン社/定価2000円+税)
著者が説くのは、ピッチング同様、バッティングでも重要なことはフォーム(形)ではなく、「モーション(動作)」である、ということ。
そして、その運動原理は、ピッチング同様に、二重振り子運動ではなく、二重廻旋運動である、というところを出発点に、第2章ではバッティングにおける7つの必須モーション「揺らいで」→「踏んで」→「乗せて」→「運んで」→「割れて」→「ズラして」→「巻きとる」が説明されていく。
いかに体全体を無理なく使って、ボールを捉えて、バットで強く叩くのか? また、タイミングを合わせるためには何が必要なのか? 人体のメカニズム的に、強く早くスイングすることと、さまざまな投球にタイミングを合わせてしっかりバットを振ること、をいかにして両立させるか? について理解できる本だ。
読んでおいて、損はない本だと思います。
ゲーム好き、野球好き、ロック好き、餃子とビールとカレーも好き、ハナペンマンです。
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