【ハナペンマンのゲーム日記】その24 『あつ森』と『ポケモン』のステキで微妙な関係

2020-12-21あつまれ どうぶつの森,ゲームアプリ,ハナペンマンのゲーム日記,家庭用ゲーム

 じつは、『あつ森』『ポケモン』も他の人がブログを書いているので、本当はあんまり書かない方がいいのかもしれないんですが、書いちゃいます(笑)。

 コロナだからと言って、家に閉じこもっていたら、気づけば、「これを続けていると、経済的に日本の社会全体のお金の流れが止まってしまい、もっとひどい事態になるんじゃないか…!?」という危機感の方が、徐々にですが、いよいよ強くなってきた気がします。世の中的に。

 なので、マスクはしているものの、みなさん、以前ほど外出を控えてはいなさそう。むしろ、あまり控えずに、お金を使ったり、遊びに出かけたりしよう! と思い始めている人も増えていそうです。自分も徐々にそうなってきました。このところ、毎日家を出て、オフィスにも行くようになったし(その方がデスクワークははかどる!)、たまに飲みにも行くようになりました。また、コーチをしている少年野球の方も本格的に始まったので(やっと校庭が使えるようになった!)、土日はまる一日中野球漬けに…。

 そうすると、困るのは、まさに『あつ森』のカブなんですよね。ドンピシャのタイミングで、ゲームおやじさんも書いてましたが、社会人で、平日でも土日でも、決まった仕事やら趣味やらで定期的に予定が入っちゃう人は、カブ売れない買えない問題にブチあたってしまうんだろうな、と思うんです。今回はたまたまコロナ禍でそれがわりと長い期間、回避できていた人も多かったと思います。自分はまさにそうでした。

 とくに、自分の場合、日曜日の(早い時は)朝7時から野球とか行ってると、カブは絶対買えないし、そうするとその次の週に、なんとかして毎日午前と午後にカブ価をチェックしようという行為が必要なくなるので、なんだか、とたんに気が抜けて、放置してしまうんです。少年野球が本格的に活動が始まってから、自分はもう、カブが買える気がしません…。そうすると、島を放置することにつながり、それがしばらく続くと、もう怖くて、自分の島に行けなくなるんじゃないか、という予感…。

 また、その反動で、ゲーム内に行った時だけ時間が流れる自分のペースで時間を進められるゲームが遊びたくなってしまう、という欲求が自然と生まれてきます。まあ大半のゲームはそうなんだけど、じつは、これってスマホのゲームの弱点とも共通するところがありますよね。

 何日までコラボガチャやってるとか、毎日スタンプを集めると石がもらえるとか、ああ、めんどくさってなった瞬間、距離を置きたくなりません? 自分はそうなんで、 スマホゲームから離脱する理由のひとつが、スケジュール調整問題。リアルで手一杯なのに、アプリの細かい予定まで調整できん! っていう(笑)。でも、もらえなかったり、損すると、疎外感だけはやって来るのです。とはいえ、スマホゲームは、だいたいが電車に乗ってるときの暇つぶしだから、電車に乗らないと、あんまり、やる理由がない! って感じで、ここしばらくスマホゲーをやってませんでした。家でじっくりゲームができるなら、家庭用ゲーム機でがっつり遊びますよね。

 で、その流れで、序盤だけ遊んで放置していた『ポケモン シールド』を始めたというか、再開しました。『ポケモン』は、いいですね。ポケモンの世界に入った時だけ、時間が過ぎる。この安心感はとてもありがたい(だいたいのゲームはそうだけどw)。まあ、自分が物語を忘れている、という問題は起きますが…。

 今回のポケモンは、電車が走っていたり、建物や町が立派だったり、また、地形も立体的な構造で、冒険したくなるような世界になっていることも、そんな状況下ではとてもうれしい。『あつ森』っていう狭い島から、広い大陸にやってきた、っていう感じがしています。

 そういう意味では、狭い島だから、細かく細かく気を配れること、毎日コミュニケーションができること、地面のひとマスひとマス、家の中の家具一個一個にこだわれるっていうのがよくわかります。他人の落とし物をわざわざ家まで届けてやってたなんて! 大陸に行ったら、そういうの無理だから! って。w

 …で、何が言いたいかというと、『あつ森』をずっとやってた人ほど、オープンワールドとか、広い世界が舞台のゲームもやった方がいいよ、っていう話。なんでかっていうと、日本から出て、海外に行くと大雑把だったり、雑だったり、でもスケールが違うな、根本的に発想が違うな、みたいなことってありますよね。まさに、あの感覚を味わえます。海外旅行気分です。

 そうすると、いかに『あつ森』の世界が奇跡のような、かけがえのない小島なのかも、わかります。そして、一方大陸には大陸のルールや考え方があることもわかります。まったく違う生き方、まったく違う価値観が存在することも…。

 とくに、我々日本人は、そうしただけで、日本という国や文化についても、思いを巡らせることになるんじゃないかな…。あ、日本だから、こうなんだな、って。でも、大半の国々はだいたい大陸にあるんだな、って。世界って、これは大変なことだな、と。

(続く)

(関連記事)カブの話、などなど

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