【NEWS】2021年国内家庭用ゲーム市場規模は3619億円!! Nintendo Switchが2年連続で500万台以上販売!! もっとも売れたソフトは『モンハンライズ』!!

2022-01-13NEWS,ゲームハード,ゲーム会社,ランキング,家庭用ゲーム

(以下、プレスリリースより作成)

 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2021 年の国内家庭用ゲームソフト(パッケージ版のみ)とハード売上速報をまとめた。集計期間は 2020 年 12 月 28 日~2021 年 12 月 26 日、とのこと。

2021年の国内家庭用ゲーム市場の売上データをファミ通が発表!!

ハードソフト合計
2021年(52週)2028.7億円1585.2億円3613.9億円
2020年(52週)1856.6億円1817.2億円3673.8億円
昨年対比109.3%87.2%98.4%

※ソフトはパッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版を含む)のみの推計(ダウンロード販売、アイテム課 金などのデジタル決済は含まず)
※2020 年の集計期間は、2019 年 12 月 30 日~2020 年 12 月 27 日

各ハードの販売台数はこちら

(累計販売台数の集計期間は各発売日~2021 年 12 月 26 日/単位:台)

ハード名メーカー名発売日推定年間
販売台数
推定累計
販売台数
Nintendo Switch任天堂2017/3/35,579,12722,919,501
プレイステーション5ソニー・インタラクティブエンタテインメント2020/11/12968,1851,223,335
Xbox Series X|S日本マイクロソフト2020/11/1097,234128,658
プレイステーション4ソニー・インタラクティブエンタテインメント 2014/2/22104,0549,394,944
ニンテンドー3DS任天堂2011/2/2628,54024,587,448

※1:Nintendo Switch Lite、有機 EL モデルを含む合計値です。
※2:プレイステーション 5 デジタル・エディションを含む合計値です。
※3:プレイステーション 4 Pro を含む合計値です。
※4:ニンテンドー3DS LL、New ニンテンドー3DS、New ニンテンドー3DS LL、ニンテンドー2DS、New ニンテンドー2DS LL を 含む合計値です。

2021年家庭用ゲームソフト販売本数TOP10

順位ハードタイトルメーカー発売日推定年間
販売本数
推定累計
販売本数
1Switchモンスターハンターライズカプコン2021/3/262,350,6932,350,693
2Switchポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニング パールポケモン2021/11/192,313,1152,313,115
3Switch桃太郎電鉄
~昭和 平成 令和も定番!~
KONAMI2020/11/191,266,4772,499,500
4Switchスーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド任天堂2021/2/12971,418971,418
5Switchリングフィット アドベンチャー任天堂2019/10/18904,6852,991,690
6Switchマリオカート8 デラックス任天堂2017/4/28815,1744,272,357
7SwitchMinecraft日本マイクロソフト2018/6/21708,6702,411,591
8Switchあつまれ どうぶつの森任天堂2020/3/20704,1347,082,237
9Switchマリオパーティ スーパースターズ任天堂2021/10/29628,538628,538
10Switch大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL任天堂2018/12/7610,9644,624,138

※パッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版を含む)のみの推計(ダウンロード販売、アイテム課金などのデジタル決済は含まず)

2021年の国内ゲーム市場について(ファミ通の総評)

 2021年の家庭用ゲーム市場規模は、ハードが昨年対比109.3%の2,028.7億円、ソフトが同87.2%の1,585.2 億円、合計で同98.4%の3,613.9億円となりました。ハード市場は2年連続のプラスで、合計ではほぼ前年並みの規模を維持しています。

 年間ソフトランキングの首位は、「モンスターハンターライズ」(カプコン/2021年3月26日発売/Switch)が獲 得しました。約3年ぶりのシリーズ最新作として発売を迎えましたが、パッケージ版の集計だけでも235.1万本 を販売しています。また、2位には、231.3万本を売り上げた「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シ ャイニングパール」(ポケモン/2021年11月19日発売/Switch)が登場。11月の発売ながら年末商戦で順調 に数字を伸ばし、首位まであとわずかと迫りました。3位には、「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」 (KONAMI/2020年11月19日発売/Switch)がランクイン。2021年の年間販売本数は126.6万本と、前年 (123.3万本)を上回る息の長い売れ行きを見せています。

 ハード市場では、Nintendo Switchが3機種合計で557.9万台を販売し、5年連続の年間販売台数トップとなり ました。2021年5月末には国内の累計が2000万台を突破するなど、家庭用ゲーム市場を支えています。一 方、世界的な半導体不足の影響を受け、日本でも通年にわたってプレイステーション5Xbox Series X|Sの 品薄が継続。そのため、プレイステーション5は96.8万台、Xbox Series X|Sは9.7万台と、いずれも本来の需要に応じた数字とは言い難い結果となっています。

 2022年は、年始の1月から「Pokémon LEGENDS アルセウス」(ポケモン/2022年1月28日発売予定/ Switch)の発売が予定されており、ビッグタイトルの登場で一層の盛り上がりが期待されます。さらに、家庭用ゲーム市場でもフリー・トゥ・プレイ(F2P)サブスクリプションといったプレイスタイルやマネタイズなどさまざまな形の多様化が進む中で、さらなる市場規模の拡大に注目が集まります。

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。 2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。 (発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)

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