■レトロゲーム追憶記!!!! 1989年 カプコン 「ファイナルファイト」

2022-06-20アーケードゲーム,レトロゲーム,レトロゲーム追憶記

このゲームは、ゲーセンで一番お金を使いました!

思い出も、たくさん作ってくれましたね。

ゲーメストで初めて紹介されたとき「ストリートファイター89」というゲーム名だった気がしております。

あの「ストリートファイター」の続編なのかな?

かなり気になるなあ~と興味を持ったと思います。

「ストⅡ」がリリースされる前でした。

で、ゲーセンで遊んだ「ファイナルファイト」は、めちゃくちゃ面白かった!

まず、殴る蹴るがボタンひとつで繰り出され、爽快感は、半端じゃなかった。

で、難易度も高かった。

まず、2面のBOSSソドム

両手に日本刀

ダッシュすると、こちらは、何もできない。

こんなヤツに勝てるの?

当時は、絶望感しかなかった。

ふたり同時プレイが可能だったので

2面のソドムまでは、チカラを合わせてたどり着いたのに・・・。

ここでは、何もできへん。

最初に掴んで、ひざ打ち2発食らわせて、投げる。

すると、ソドムが突進してくる。

もれなく避けられず、バッサリと切られる。

そこから、攻略の糸口は、まったく見えませんでした。

ゲーセンで「ファイナルファイト」の順番待ちをしていると、ソドムが壁になっているのが、ほとんど。

財力にモノを言わせて、倒した人はいましたが、自分が求めていた答えでは、なかったんですよね。

それから、幾度、ソドムと戦ったことだろう。

だが、有効的な攻略方法は見つけられず・・・。

そんなとき、雑誌のゲーメストにソドム攻略方法が書いてあったんです!

それは、ソドムを最初に掴んで膝当てを当てて投げる。

すると、ソドムが持っていた刀がリングの床面に落ちる

そこへ移動し、ソドムが突進してきた瞬間に刀を拾うと・・・・。

拾い上げた瞬間にソドムを捕まえられる、裏技

!!!!!

これを初めて読んだときの衝撃と、試して上手くいった瞬間は忘れられませんね。

ソドムが終わったら、ラウンド4工業地帯はスタート時に上下に動かさず移動すると炎が当たらないのも、BOSSの手榴弾が当たらない安全地帯ゲーメストが教えてくれました

なんとか、ラスボスベルガーまで、たどり着きましたが、必死に戦っていましたね。

唯一、上向いてボウガンを撃つときに、攻撃に繋げて投げる。

あとは、ひたすらパンチと必殺技で・・・。

ワンコインクリアできたときは、めちゃくちゃ嬉しかったですね。

ベルガーが、ガラスを突き破り落ちていくシーン

忘れられないだろうな。

自分の生涯を通して、一番、熱中したゲームだと思います。

もう、あんなに必死になって、ゲームに感情を注ぎこめないですわ。

さて、今回で「レトロゲーム追憶記!!!!」は終えようと思います。

あと、1回だけ自分にとってのゲームを書かせていただき、終了とさせていただきます。

残り1回、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

ゲームおやじ

「ファイナルファイト」(AC)のプレイ画面

(編集部追記) 

 「ファイナルファイト」は1989年12月14日にカプコンがゲームセンター用にリリースした横スクロールアクションゲーム。また、いわゆるベルトスクロールアクションの代表的な作品だ。

 ゲームの舞台は「メトロシティ」で、その町に巣食う犯罪集団マッドギアに娘(ジェシカ)をさらわれた市長のハガー、ジェシカの恋人コーディ、その友人のガイの3人のキャラクターを操作することが可能で、敵を倒しながら、ジェシカを救うことがゲームの目的だ。

 キャラクターごとに違う必殺技や特徴、また、ステージ中に落ちているアイテム(攻撃用も回復用もある)、そして個性豊かなステージのボス敵との闘いなど、当時人気が出つつあったベルトスクロールアクションゲームのおもしろさを世界中に知らしめた、ベルトスクロールの決定版的な作品と言えるだろう。

 プロデューサーはあの岡本吉起氏(現在は、日本を元気にするYouTuberとしても有名!)で、ゲームデザイナーはのちに「ストリートファイターII」の生みの親としても知られることになる西谷亮氏(現アリカ代表取締役)、と同じくカプコンのストリートファイターをはじめとするキャラクターデザインや、リュウやケンのドット絵でも知られる安田朗氏(「あきまん」として有名)。また音楽は、のちにスクウェア移籍し、多数のRPGの楽曲でも知られることになる、下村陽子氏らが担当していた。

 ちなみに岡本吉起氏は、自身のYouTubeチャンネルにて、以下のような企画(格ゲーつくろう!)も立ち上げています(のちに「神ゲーつくろう!」というプロジェクト名に変更)。

ストII開発レジェンドを集めて新作ゲーム制作決定⁉(岡本吉起 ゲームch)

 この企画は、じつはこれまた元カプコンのレジェンドクリエイター(「ストリートファイター」シリーズ、「モンスターハンター」などで有名)の船水紀孝氏も参加し、船水氏は、この格ゲーあらため神ゲーを作るためのゲーム会社バオバブゲームスタジオを設立した。このプロジェクトの結成式(格ゲーつくろう!)には、前述の下村陽子氏も参加している。

 こちらの企画も、レトロゲーム好きには、かなり気になる企画で、とても楽しみなところです。

 さて。話を戻します。ゲームおやじさんが執筆するレトロゲーム追憶記での、懐かしのゲームの紹介は、残念ながら、この「ファイナルファイト」で終了ということですが、あと最終回を残すのみとなりました。次回をどうぞお楽しみに!!