あいすまんじゅうのランチパックが発売されたので、本家・あいすまんじゅうと味を食べくらべてみた!
あいすまんじゅうテイスト、夢の競演!!
つい数日前、駅の売店で「ランチパック あいすまんじゅう風味」(ヤマザキ)を発見! 新発売らしい! 小学生の時からのあいすまんじゅうファンであり、ランチパック好きでもある俺が味見しないわけにはいかない! というスイッチが当たり前に入ってしまい、そのあと別のお店にわざわざ行って本家の「あいすまんじゅう」(丸永製菓)も当たり前に購入し、にやにやしながら、オフィスへ向かいました。
うん、いい絵だ! この組み合わせの幸せ感が半端ない! ただの「1+1」ではなく、掛け算の「1×1」になって……って、それでは足し算の半分になっちゃってるからダメじゃん!(←バカ)
さて。自分が「あいすまんじゅう」に出会ったのは、まだ自分が小学生の頃で、自宅から30分くらい歩かないと行けないところにあるとあるお店で発見したのですが、遠いにも関わらず、その後も、友だちとたまに買いに行っていました。その当時、小学生の自分に「アイスのために遠征するか!」なんて思わせたアイスは、他に1つもなかったんですよね。また、その商品のユニークさと、そのユニークな商品を友だちと遠征に行ってやっと食べられるという冒険感や、そのスペシャルな味を味わっているという達成感が、自分の中で混ざり合い、この「あいすまんじゅう」の中に未だに保存されているんです。「スタンドバイミー、あいすまんじゅう」っていう感じで、将来映画にもなる予定です(※ならないです)。
その後、戦争がはじまり、なかなか食べらない時代もありましたが(※戦争ではなかったです)、また再びお店で「あいすまんじゅう」を見つけると、時折いただける時代がやってきました。そして、子供の頃に感じたただの「好き」が、商品の完成度の高さ、あんこの本気度(多少味は変わってるかもしれない)など、大人になった自分にも十分通用するものだったと再確認したのでした。
しかも、丸永製菓さんというアイスメーカーは、他にもグッとくるアイス(いわゆる100円アイス)を作り続けていて(カステラアイスや白くまなど)、自分の中で、「丸永製菓さん=アイス界の神」なのです。こうして、自由にアイスが食べられる世の中になったのですから、戦争が終わって、本当によかったです。
っていう話はさておき、今回のこのイベントは、期待と不安と感じつつ、以下の順番で食べることにしました。
食べくらべる順番はこれが理想的!!(なはず!)
1)ランチパック あいすまんじゅう風味…1枚
2)あいすまんじゅう …1本
3)ランチパック あいすまんじゅう風味…1枚
ランチパックは、ひと袋の中にサンドが2つ入っているので、これが理想的な順番ではないか、と思います。また、次に味比べをすることがまたあったら、このスタイル・順番がいいと委員会に進言したいほどです(委員会があるなら)。
では、1回戦というか、初手というか、「ランチパック」行きます!
中も見たいし、あと記録にも撮った方がいいかな、ということで、とはいえナイフとかはないので、雑に手で半分に!
本家「あいすまんじゅう」であれば、アイスの部分+練乳風味の部分が、あんこと対比的な立場で味の輪郭を作り出して、セットになって向かってくるわけですが、「パン+アイスの代わり」の部分が、ちょっと弱めかな。パンだから仕方ないところはありますね。
でも、あんことアイス・パンのパランスは悪くないです。また味のベクトルも同じ方向性を感じます。
あとお腹が減っていたから、一気に食べてしまった…。
…などと思いつつ、それを確かめるように、続いて2回戦、「あいすまんじゅう」をいただきます。
変わらない、安定のフォルム。かわいらしさと和のテイストを感じさせる形状です。そしてあんこの量を思わせる、ずっしりとした重さ。
「あいすまんじゅう」は、いつも通り。あんこがしっかり主張をしてきます。それに負けじとアイスの部分も全力でそれを受け止めて、がっつり返してきます。このせめぎ合いがたまりません。ちゃんとあんこしてるのが、ホントにいいですね。戦争が終わって、本当によかったです(くどい)。
これは、「あいすまんじゅう」らしさで言ったら、「あいすまんじゅう」の圧勝!! さすがホンモノ!! って当たり前か。むしろ、逆にランチパックも頑張っている気がしてきました。この、微妙な練乳感とかも感じられた気がしてきました。
そして、溶けてしまうので、あいすまんじゅうをがっつり完食!! あいすまんじゅう完食後に、すべてがよりクリアーになるのでは!? と自分でも期待してしつつ、第3回戦。ランチパック後攻に。
外側がしっかり白いところは再現しています。って、そこからじゃなくて、いいですよね(ハハハ…)。
あいすまんじゅう vs. ランチパック あいすまんじゅう風味 の結末は…!?
わかりました。味の再現性はかなり高いです。要は、味のベクトルはかなり近いです。同じ方向性になるように、頑張った感じあります。が、2個目の方があんこのパンチが弱いというか…。これは、実際に量が少なめだったのか、本家のあいすまんじゅうをがっつり食べたあとで、余計物足りなさが感じられたのか、ちょっとわかりません。
とはいえ、さすがに「あいすまんじゅう」そのものには、及ばないですが、「あいすまんじゅう風味」であることは間違いない! ということは言えそう。その点では、ヤマザキさん、頑張ってたな、と思います。
ただ、冷たいものを食べて、下が冷えているから、余計味がわかりにくくなった気もしました(笑)。むしろ、3回戦は、ちょっとだけ間を置いてから食べた方がよかったかな…。これは、自分の問題ですけど…。
でも、よく考えたら、アイスとアイスじゃないパン(とクリームで)と同じような味をつくるって、そう簡単じゃなさそうな気がしてきました。
そんなことも思ったので、また売っていたら、リベンジしたいと思いました。ちゃんちゃん。
関連情報
・丸永製菓
https://www.marunaga.com/
・山崎製パン
https://www.yamazakipan.co.jp/
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