■レトロゲーム追憶記!!!! 2000年 PS スクエア 「ファイナルファンタジーⅨ」

2022-06-16レトロゲーム,レトロゲーム追憶記,家庭用ゲーム

「レトロゲーム追憶記」も、あと、2回となりましたあ!

ラスト前の今回は、ワタクシのなかで、家庭用ゲームの頂点の紹介です。

その名は「ファイナルファンタジーⅨ」

ワタクシ「FF」「ドラクエ」で育ってきました。

両方とも、自腹で買ったのは「Ⅳ」からでした。

「ドラクエ」は、ゲームとして面白いと思いました。

「ファイナルファンタジー」は、物語として面白いシリーズだと感じております。

映画が大好きで、ストーリーを重視する、おいらには「ファイナルファンタジー」のほうが、好みだったんですよね。

シリーズが進むに連れて、「野村FF」に心を持っていかれておりました。

とくに「Ⅷ」

主人公のスコールと宿敵のサイファーとの闘いは、熱かった。

で、これがもっとも挑戦的だったのが、今までにない2つの要素を入れたことです。

それは「学園生活」「恋愛」です!

「学園生活」は似たようなものもあった気がしますが「恋愛」をストレートに描いたのは、「FFⅧ」が初めてだった気がします。

主人公「スコール」とヒロイン「リノア」の恋愛。

これに、魅せられました。

ただ、戦闘のときのドローは、メンドクサカッタけれど・・・。

ストーリーは、これまでのRPGになかっただけに印象的に感じました。

この時点で、最高傑作のRPGでした。

そのあとの「Ⅸ」

発売する前から、原点回帰がテーマになっていましたよね。

「ファイナルファンタジー」は、欠かさず購入していたので、「Ⅸ」を、あまり期待せず購入しました。

野村FFとは、まったく異なる世界観。

まるで、絵本のなかで、繰り広げられるRPGでした。

そのなかで、もっとも感情移入したのは、主人公である「ジタン」では、ありませんでした。

黒魔導士の「ビビ」

彼に、心を掴まれっぱなしでした。

自分の存在意義とは?
必要なんてないんじゃないか?

そんな疑問に正面から、ぶち当たり傷ついていく。

そんな「ビビ」に感情移入していました。

そして、エンディング。

・・・。

初めて、ゲームで涙がこぼれました。

これ以来、一度も泣いたゲームはありません。

心を揺さぶられたんですよねえ~。

近未来の世界観で続いてきた「FF」を、一気に原点へ戻した開発陣に最大級の賛辞を贈りたいと思いました。

それは、今現在も変わりません。

グラフィックは、どこまでも進化し続けますが、人の感情を掴むのは、「物語」なんじゃないのかな。

そんなことを教えてくれたのは「FFⅨ」でした。

Switchでも、遊べるので、久しぶりに、どっぷりと「物語」に浸ってみようと思います。

「ファイナルファンタジーIX」(PS)トレーラー

「ファイナルファンタジーIX」(リメイク・マルチプラットフォーム版)トレーラー

(編集部・追記)

 ちなみに、スクウェア・エニックスから、「ファイナルファンタジーIX」の5時間弱の映像付きのサウンドトラックが2020年の9月に発売されています。こちらは、「ファイナルファンタジーIX」の発売20周年のタイミングで発売されたもので、ジタンたちの冒険の物語の名シーンの数々が、映像とともに楽しめるというサウンドトラックで、「FFIX」のゲーム内に収録されていた名曲の数々が、なんと全110曲も収録されているちう、大ボリューム!! こちらの商品紹介映像を以下に貼っておきます。

2020/9/23発売『FINAL FANTASY IX ORIGINAL SOUNDTRACK REVIVAL DISC』商品紹介PV【2】

 なお、ゲームおやじさんが「FFIX」と同様に大絶賛する「ファイナルファンタジーVIII」の映像も、ご参考までに。

「ファイナルファンタジーVIII」(PS)オープニング映像

「ファイナルファンタジーVIII」(PS)のプレイ映像