■レトロゲーム追憶記!!!! 1984年 任天堂 FC「バルーンファイト」

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これは、どっちが殺れるのか?

常に、緊張感を孕んだゲームでした。

見た目、そんなことは感じないんですよお~。

で、最初は、協力しようと約束するんですが、所有者の前野(仮)が戦いを仕掛けてくるんだもん!

小学生だった、自分に感情を抑えることなんて、できやしない。

挑まれた勝負には、受けて立つものじゃない。

で、応戦するんだけど・・・・。

必ず、僕の風船が割られるのよっ。

で、地上よりも、下に落下していってしまう・・・。

このゲームは、敗北感が強いですが、嫌いじゃなかったんだよねえ~。

あの空を飛びまわる自由さに魅かれたんだと思います

ボーナスステージでは、煙突の担当を決めていた気がする。

で、全部、割り終わると、僅かな時間でも、お互いの風船を狙うという。

ハイエナのごとく、闘争心を呼び起こす、恐ろしいゲーム。

また、見た目が、ソフトなのが、なんともイヤラシイ。

そんな歪んだ心を、僕に植え付けたゲームなのでしたw

「バルーンファイト」(FC)のプレイ映像はこちら

「VS.バルーンファイト」(AC)のプレイ映像はこちら

「バルーンファイト」(WiiU バーチャルコンソール)のプレイ映像はこちら

(編集部注)

 「バルーンファイト」は1984年11月にアーケードの基盤(任天堂VS.システム)で発売し、翌年1985年1月にはファミコンでも発売されたソフトです。ゲームおやじさんが言う通り、独特の浮遊感と、二人プレイ時の意図せずとも(もちろん意図的にも可能)戦いになってしまったりする、独特のゲーム性が人気となりました。その偶発性のある緊張感、毎回違う展開になるゲーム性の高さなど、その後も根強い人気を誇るアクションゲームの定番となりました。

 ちなみに、このファミコン版については、あの故・岩田聡氏がプログラムを担当しており、アーケードゲームの開発者が、アーケード版よりも滑らかに動くファミコン版について、ハル研究所の岩田氏に話を聞きに行った、という逸話もあるほど。

 人気の高さ故、ゲームボーイ版や、その後ファミコンミニ版、さらには最近になってからも、ハムスターからアーケードアーカイブスシリーズも発売されています。たまに遊びたくなるソフトですね。