■レトロゲーム追憶記!!!! 1984年 FM-7 タイトー 「ちゃっくんぽっぷ」

2022-05-27レトロゲーム,レトロゲーム追憶記,家庭用ゲーム

小学生のころ、ファミコン大ブームでした。

どの家庭でも「ファミコン」があって、学校では、そのゲームで盛り上がっていました。

でも、我が家には、ゲーム機なんて、ありませんでした。

僕も、「ファミコン」が、どーしても欲しくなり、怖いオヤジに頑張ってオネダリしてみました。

だって「マリオブラザース」を家で遊んでみたかったんだもん!

で、オヤジが買ってきたのは・・・。

「ファミコン」ではなく「マイコン」でした。

?????

当時は、PCを「マイコン」と言っていた気がします。

小学生だった僕は、これじゃない感が半端ではなかったです。

なんで「ファミコン」を買ってくれないの?

当時、子供だった自分には、まったく分りませんでした。

自分が成長するに従い、見えてくるものがありました。

大手企業で、技術畑で働いてきたオヤジ。

ちょうど、PCが普及してきて、肌で体感したんだと思います。

これからは、PCを触ることがスキルになると。

それを息子に身に着けさせたいと。

それは、後から分かるのですが、やっぱり、親からの押し付けでは、子は、なかなか向き合えないですよね。

そんな親心が宿っていた、マイコン富士通の「FM-7」

ゲームが遊びたくて仕方がない少年は、マイコンゲームレンタル店を見つけて、借りに行っていました。

当時のゲームは、フロッピーディスクカセットテープに2極化していました。

自分の「FM-7」には、フロッピーのスロットがなかったのです。

オヤジは、カセットのレコーダーを購入してくれていたので、いくつかのゲームを楽しみました。

その一つが「ちゃっくんぽっぷ」でした。

フィールドを動きまわり、敵を倒していく!

まさしくマリオなのですが、ファミコンを持っていない僕には、「マリオ」=「ちゃっくんぽっぷ」でした。

正直、ゲームの内容はうる覚え。

爆弾で敵を倒すゲームだったんですねえ~。

今、振り返ると、なんともシンプルな構成。

でも、開発したメーカーはタイトーですもんね。

今、振り返ると、ふと考えてしまいます。

あのとき、オヤジがすんなりと「ファミコン」を買ってくれていたら・・・・。

僕は、こんなにもゲームに執着していたのかな?

あの子供の頃、遊びたくても遊べなかった「ファミコン」

だからこそ、想いが強くなったんじゃないだろうか。

そんな気がしています。

そういう意味では、ゲームを好きにさせてくれた、オヤジに感謝しなくてはいけませんね。

「ちゃっくんぽっぷ」(FM-7)のプレイ映像

「ちゃっくんぽっぷ」は、元々はタイトーが1984年4月にリリースしたアーケードゲーム。開発者は今村善雄氏。今村氏といえば、タイトーのサウンドチームの責任者でZUNTATAの初代責任者です。タイトル画面の英字”Chack’n Pop”はいかにも音楽的なセンスが感じられます。

 同作品は、アーケードで発売されたあと、すぐにPC(当時はゲームおやじさんの言葉通り「マイコン」)に続々と移植されていて、7月にシャープのMZ-2000、8月にPC8801、シャープのパソコンテレビX1(エックスワン)が出たあと、9月に今回紹介している、富士通のFM-7版が発売されています。

 同年(1984年)10月にはPC6001mkII版も出ていて、その翌年(1985年)5月24日にようやくファミコン版が発売されています。

「ちゃっくんぽっぷ」(AC)のプレイ映像

「ちゃっくんぽっぷ」(FC)のプレイ映像